バッテリー内蔵型水中ライトの難点

先日、ダイビングショップのスタッフと話していてこの話題になりました。

SOLA DIVE 1200

昨年来、Sea&Seaが国内の販売代理店になっているLight & Motion製SOLAライトが人気です。私の仲間にも何人か所有者がいます。コンパクトでありながら、なかなかの光量が得られる上、充電はお尻のコネクタにプラグを挿すだけなので、ありがちな蓋の閉めそこないによる水没の可能性がないという実にありがたい設計です。

ただし、このタイプのライトには難点が二つ。

一つ目は航空機の安全基準に抵触する点。私が知る限り、空港で機内預けや持ち込みを拒否された話は聞きませんが、バッテリーが取り外せないライトは厳密にはアウト。世界中の誰かのライトがたまたま不調だったりして機内に預けたスーツケース内で発火事故を起こせば途端に規制が強化されるでしょう。そうなれば品質証明のペーパーも役には立ちません。もっとも関東在住で伊豆や小笠原がメインということなら気にする必要はありませんが。

もう一つの難点は運用面。SOLA PHOTO 500とSOLA VIDEO 1200の発光持続時間は最大光量で70分、SOLA PHOTO 600が80分。使い方次第では2ダイブ目にバッテリーが尽きてしまいますが、内蔵型なので予備のバッテリーに換装することはできません。節約しながら使わないと3ダイブ目やナイトダイブまでバッテリーが持たないなんてことがあり得るわけです。光量を弱めれば照射時間も延びますが、どうせなら明るい映像や写真を撮りたいですしね。もちろんプロやリッチな人なら予備のSOLAライトを持参する手はありますが。

ちなみに、SOLAライトには新製品が出ているので国内でも近々モデルチェンジされるはず。新しいSOLA PHOTO 500の発光時間は100分に伸びるようです。対抗馬のFIX LED1500DXも加えて一覧にするとこんな感じ。それぞれ製品名の数字が最大光量値になっています。

SOLAライト一覧

どれを選び、どう使うかは悩ましいですね。自身の普段のダイビングスタイルと照らし合わせて選ばないと。

なお、FIX LED 1500DXは充電池交換式なので2ダイブごとに換装して常に最大光量で使うこともできます。

リゾートホテル評(パレイシアホテルパラオ編)

早いもので一週間後は2月ですね。古くから2月がパラオのベストシーズンと言われてきました。「近年は必ずしも2月がベストではない」という説もありますが、乾季まっただ中のハイシーズンであることには違いありません。今年も仲間の何人かがパラオツアーに参加します。ちょうど大潮に当たるのでブルーコーナーの棚上は時に激流かもしれませんが、ライセンス取り立てほやほやのメンバーはいないらしいので、きっと楽しめるでしょう。

ということでパラオのホテルの思い出を。私が最後にパラオに行ったのは一昨年の2月。利用したダイビングサービスはパラオスポート。

クルーズ船に乗るのは二日目からなので到着日は陸のホテルに宿泊。貧乏性の私には安価な定番のウエストプラザ系ホテルでも十分なのですが、楽天トラベルを通すとさほど値段が変わらなかったので格上のパレイシアホテルの一番安い部屋を予約しておきました。

オウムガイのオブジェ
名物のオウムガイの巨大オブジェ

さて当日チェックインし、通された部屋は何とエグゼクティブスイート。自分でもすっかり忘れていたものの、翌日が誕生日だったのでホテル側が特別に取り計らってくれたようです。 部屋の中はこんな感じ。

エグゼクティブスイートの室内
イスがたくさん
エグゼクティブスイートのミニカウンター
ミニキッチンとカウンター
エグゼクティブスイートのトイレ1/2
トイレ1
エグゼクティブスイートのトイレ2/2
トイレ2
エグゼクティブスイートのジェットバス
ジェットバス
エグゼクティブスイートのベッド
キングサイズベッドとバスローブ

こんなにリッチな部屋に泊まっていながら、翌朝6時過ぎにはピックアップだったので、朝食にもありつけずにチェックアウト。一泊$550の部屋に一人で素泊まりとは何とももったいない話です。まあ、連泊ならエグゼクティブスイートには泊まれなかったかもしれませんが、多分ひとつ下のクラスのジュニアスイートでも私は感激してたでしょう。こんなぜいたくは後にも先にもこれ限りだろうな。いや、また誕生日絡みで行けばいいのか。

タウンビュー
タウンビューの部屋でも上の方の階ならベランダから海が見えますね

なお、帰国日前日も空港に向かうまでの待機に同じくパレイシアホテルを利用したのですが、この時はさすがに普通の部屋でした。

あげあげくん

私は大の海老好き。撮るのも食べるのも。

イソギンチャクエビ
ぷりっぷりのイソギンチャクエビなんかはいかにも美味しそう (実際に食べられるかは不明。イソギンチャク譲りの毒を持ってたりしないかな…)

そこで、「あげあげくん」なる商品を買ってみました。揚げたてのえびせんが食べたくて。

 
あげあげくん 電気フライヤー FRY-190S

私は揚げ物用の調理器具を持っていなかったので揚げ鍋にするかこれにするか迷ったものの、電気式なら場所を選ばないのでこちらに決定。ドン・キホーテで1,980円でした。

輸入食材店で『龍蝦片』を買ってきたら、あけあげくんに油を入れてスイッチオン。温度が上がってきた頃合いを見計らい龍蝦片を投入。ほどなく直径5cm大に膨らみます。実に簡単。

えびせん

注意点は、あげあげくんと付属のカゴは容積が小さいので、一度に何枚も投入すると絡み合って十分に膨らみきれないことぐらいかな。私は普段家飲みはしないのですが、えびせんがあるとビールが欲しくなりますねぇ。

おう、あげあげくんがあればエビフライも自分で作れるな。

インドネシアを攻めようと思うが

ガルーダ・インドネシア航空のバナー

マレーシア航空の羽田⇔コタキナバル便はあと一週間でなくなっちゃいますが、入れ替わりに4月28日からガルーダ・インドネシア航空の羽田⇔デンパサール(バリ)便が就航するそうな。飛行機好きの仲間が教えてくれました。

フライトはこんな感じ。

 
羽田→デンパサール 01:00 07:00
デンパサール→羽田 15:30 23:30

うん、これなら2泊4日で3日潜れるパターンとか、休暇が1日分お得なツアーが組めそう。私はバリ島の海にはあまりいい思い出がないので、有名なマンボウ&マンタポイントのヌサペニダを狙うのがいいかな。マクロも充実していそうだし、バリ方面には年間を通じて台風も来ないはずなのでプランも立てやすかろうと。

ならば、ならば私の悲願のレンベがさらに近くなるかも。初日のデンパサール→メナドと帰国日の逆区間の時間さえ合えば…。

ということで期待を持って調べてみたら、ガルーダ・インドネシア航空でメナドに行くにはジャカルタを経由する必要があるようです。

 
デンパサール→ジャカルタ 14:20/15:50 15:05/16:35
ジャカルタ→メナド 18:35 22:55

どうにもその日の内にリゾートに着けそうにない24時間コース。しかもデンパサールでトランジットに7〜8時間。厳しいなぁ。その間、バリ島を観光すればいい気もするけど…。

ちなみに復路はこう。

 
メナド→ジャカルタ 06:20 08:25
ジャカルタ→デンパサール 10:00 12:45

これに乗るには現地リゾートを4:00前には出なければなりません。最終日前夜はメナド空港近辺に泊まるべきでしょうね。そうすればホテルを5:00出発。

なお、ガルーダ・インドネシア航空ではなくLCCのライオン・エアにはデンパサール→メナドの直行便がありました。

 
デンパサール→メナド 18:20 22:00
メナド→デンパサール 06:45 10:30

往路は丸半日観光になりますね。ま、それもいいかも。復路の5時間をどう過ごすかも問題だけど。

せっかくなんでガルーダ・インドネシア航空のみを使うとして、例えば4泊6日(実質5日間)だとこんなツアーが組めそうです。

  • 1日目:夜、羽田に集合
  • 2日目:羽田→デンパサール、バリ観光、デンパサール→メナド、陸路でレンベへ。レンベ泊
  • 3日目:終日ダイビング、レンベ泊
  • 4日目:終日ダイビング、レンベ泊
  • 5日目:AMダイビング、PM陸路でメナドへ。メナド泊
  • 6日目:メナド→ジャカルタ、ジャカルタ→デンパサール、デンパサール→羽田

どうも復路の1区間が余計だなぁ。

現行のマレーシア航空の羽田⇔コタキナバル便のあの絶妙なスケジュールのように、ガルーダ・インドネシア航空が08:30発のデンパサール→メナド便と13:30着のメナド→デンパサール便を作ってくれると最高なのですが。曜日限定でも良いし。でも、やっぱ無理でしょうかね。メナド&レンベはシパダン&マブール&マタキング&ポンポンなんかに比べたらマイナーなんだろうし…。

ま、4月以降のフライト情報が出たら、また調べて見ようと思います。でも、メナド・レンベに行くんならオーソドックスなシンガポール経由の方が無難かな。

マグロ写真

マグロ
マグロのマクロ写真

今朝は築地集合の朝食会だったのでこの写真。

日曜日なので市場はやってないけど、まあそこは仲間うちで集まって何か食べるのが目的だから。 「今度、雪山で飲んだくれるツアーをやろう」とか「今年はどこの海に行く?」なんてことを話しつつ、海鮮丼食ってコーヒー飲んで帰って来ました。

海鮮丼