Philippine Festival Tokyo 2024

12月7日(土)、Philippine Festival Tokyo 2024に行ってきました。これが今年最後の代々木公園のグルメありイベントかな。

Philippine Festival Tokyo 2024のゲート

気に入ったものから紹介。Food Tripというお店のシシグ(Sisig)とポークアドボ(Pork Adibo)のセット。

Philippine Festival Tokyo 2024、Food Tripのシシグ&アドボのセット
持ち帰ったら中身が偏ってしまったけど、左上がシシグ、手前がアドボです。どっちも美味し

シシグはお店によって出来上がりが違うけど、ここのシシグは私が思い描く通りの味と食感でした。 アドボの方も、よく煮込まれた脂身の塊がゴロっと入っていて最高。

しかも行列の客から注文を取っているフィリピン人の店員さんが優秀。彼は私の前に並んでいたフィリピン人のおばちゃんとはタガログ語で話し、私には「ご注文はお決まりですか?」と尋ね、私の後ろのアメリカから来たカップルには英語で対応していました。まあ、日本在住が長いフィリピン人にしてみればその組み合わせのトライリンガルは当たり前なのかもしれないけど。

で、Food Tripというお店には馴染みがないので調べてみたら、どうやら千葉県富里市にあるフィリピンレストランのようで。最寄駅は公津の杜か。ちと行きづらいので、次回のPhilippine ExoかPhilippine Festivalのお楽しみだな。

それからいつものAna’sのシシグとスパイシーボピス(Spicy Bopis)。

Ana'sのシシグ
Ana’sのシシグは私の好みとは違うよな
Ana'sのスパイシーボピス
Ana’sのスパイシーボピスもちょっとピンとこないなあ

Ana’sは埼玉県戸田市にある老舗のレストラン併設輸入品店ですね。一度だけブッフェに行ったことがあります。

最後はAkabane Bussanのディヌグアン(Dinuguan)、豚の血のシチューですね。

Philippine Festival Tokyo 2024、Akabane Bussanのディヌグアン
持ち帰りで。ディヌグアンって久々に食べたけど、こんなんだったっけか

Akabane Bussanはその名の通り、赤羽にある輸入品店です。

それから恒例のバロット(BALUT)チェック。徐々に日本人にも浸透しているようで最近のイベントではどこかしらのお店が必ず売ってますね。

Philippine Festival Tokyo 2024、バロット
一個500円してたので購入はパス

もちろんステージプログラム多数。

Philippine Festival Tokyo 2024のステージプログラム
この時はお偉いさんの名前を読み上げていました

そして気になったのが『Amazing Pure Organic Barley』なる商品のブース。有機栽培の大麦商品かな。葉っぱが原料なようで。

Philippine Festival Tokyo 2024、AMAZINGPURE ORGANIC BARLEYのブース
さすがはフィリピン人。何気にブースの写真を撮ってたら、見知らぬ女の子たちがしっかり写り込んでポーズを取ってたりします

効用の紹介はこちら。ホントかよ。まあ大麦若葉の青汁みたいなもんかな。

AMAZING PURE ORGANIC BARLEYの紹介
効くとされる症状。上から癌、糖尿病、高血圧、腎臓の問題、乾癬、貧血などなど

でも、やっぱり全体的に例年よりもイベント規模が小さくなっていますね。今年は他のイベントもそうだったし、こもれ時流かな。

SAGAクオリティ

2024 佐賀インターナショナルバルーンフェスタからの帰り、『源泉掛け流し 佐賀の湯所 KOMOREBI』から佐賀駅に戻り、遅めの夕飯をと駅近のドライブイン鳥に赴きました。

ドライブイン鳥 佐賀店

入店し、受付のタッチパネルを操作していたら若い店員が近寄ってきて「もうラストオーダーが終了してしまいまして…」とのこと。だったら入口に「営業終了」の看板を出すなり、タッチパネルの表示を「受付終了」にでも変えといてくれればいいのに。

というかお店入り口に営業時間やラストオーダーの時刻も書かれていなかったのですよね。それでも地元の人は営業時間を把握しているのかもしれないけど、旅行者にはそうじゃないわけです。

こういうところはSAGAクオリティかな。人口が少なく改善の動機となる経験値が溜まっていないと。

そしてまるでフィリピンやインドネシアみたいだ。あちらの国では飲食店でメニューを見て注文してから「unavailable」と言われることもしばしば。unavailableシールでも作っといて貼っていれば無駄なやり取りが減らせることには気づかないか、行動に移そうとしないという。

まあ、バルーンフェスタ → ドライブイン鳥 → KOMOREBIの順番にしとけばよかったんだな。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル 2024

10月19日(土)、代々木公園の日本インドネシア市民友好文化フェスティバル 2024に行ってきました。

会場に着いてまず驚いたのは先々週の『北海道フェアin代々木~ザ・北海食道~』や先週の『九州観光・物産フェアin代々木2024 & 食いしんぼう祭』よりも圧倒的な賑わいだったこと。さすが在日インドネシア人大集結みたいなイベントです。

でも私の目当てはインドネシア料理。そして食べたのは2品。

まずはセデハナパダンというブースのNASI GLAY KIKIL(ナシ・グライ・キキル。牛すじカレー)。出汁が効いていな辛いカレーだけど、これはこれで美味いです。 ゴロっとした牛骨の周りにとろっとろの牛すじがくっついています。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル 2024のセデハナパダンのNSSI GLAY KIKIL(牛すじカレー)
ペットボトルはTEH BOTOLというインドネシアで人気の飲料。コーラっぽいけどジャスミン茶(加藤)です。

それからAsian GoyanglidahというブースでAYAM BAKAR(アヤム・バカル。インドネシア風チキンステーキ)。そしてBINTANビール。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル 2024のAsian Goyanglidah ブースのAYAM BAKAR(ヤヤム・バカル。インドネシア風チキンステーキ)
見えにくけど、カットされたチキンステーキと野菜の奥にはライスが潜んでいて、なかなかボリューミー

どちらも私には懐かしい馴染みの味だけど、一般的な味覚の日本人にはちと辛いかも。

ライス付きの二品でそこそこお腹が膨れたし、どこのブースも行列ができていたので3品めは諦め、腹ごなしに下北沢まで30分ほど歩いてから帰りました。

ここからは会場内の紹介。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル 2024のコモドオオトカゲ人形
なかなかよくできたコモドオオトカゲの等身大フィギュア。太郎?

ステージにはミャクミャクも登場。万博アピールかな。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル 2024のステージにミャクミャク登場

KITA HALAL MARTブースの看板は見てて楽しくなります。メニューが書いてあるけど「さかなみんち+とふ」「カタメルサカナミンチ」「大ミットボールラーメン」「カライチキンごはん」「ミックスジャックフルーツごはん」「ヤキミットボール」だそうな。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル 2024のKITA HALAL MARTの看板
ミックスジャックフルーツごはんは気になるなぁ。次回があれば食べてみたいものです

インドネシアコーヒーのブース。

日本インドネシア市民友好文化フェスティバル 2024のKappi coffeeブース
業務スーパーで取り扱ってるそうな

さて、私が参加するであろう次の代々木公園のイベントは11月16日(土)〜17日(日)のフィエスタ・デ・エスパーニャ2024です。ちなみにその次が12月7日(土)〜8日(日)フィリピンフェスティバル東京2024になるでしょう。

ボルテスVレガシーの感想

ボルテスVレガシー

フィリピンで制作された『ボルテスVレガシーが劇場公開されたので早速観てきました。ちなみにシネコンの大きなスクリーンに対して観客は15人ぐらい。18:30〜という半端な時間帯だったからか、はたまたノスタルジーに浸ろうって人は少ないのか。

さて、私が観たのは字幕版。これがまた珍妙な出来栄えでした。何しろセリフに英語とタガログ語が入り混じっています。例えば軍事基地内は英語で日常会話はタガログかと思いきや、そんな感じでもなく皆混ぜこぜに話していたような。私も簡単な日常英会話なら解るけど、理解不能な言葉に突然変わったかと思えば、また英語に戻る感じです。フィリピン人、どうやって両言語を使い分けたり混ぜているんだろうか。今度訪ねてみようと思います。

合体シーン

合体は予告動画にも使われているけど圧巻ですね。メカメカしい躯体でもってアニメを忠実に再現していて、ついつい笑ってしまいます。

それにしても前々から思っていたのだけど、ボルテスVへの合体後、5号機のコクピットは左足の甲に位置するわけで、それっておっかないよな。何かを左足で蹴飛ばす形になったり、敵の怪獣メカ(ビーストファイター)に左足を踏まれたらペシャンコかもしれないわけで。

ストーリー

映画の内容はというと昔のアニメの1、2話を繋ぎ合わせた感じですね。5人のパイロットはそれぞれ各方面の達人なのだけど、それっぽい描写は次男坊ビッグ・バートの棒術とジェイミーの忍者訓練ぐらい。まあ、尺の都合でしょうがないけど、本作品の導入だけで終わります。というのも確かフィリピンでは全90話のテレビシリーズだったはずなので。原作アニメは全40話なのだけど。フィリピン人、どんだけボルテスV好きなんだよ。

そんはわけで「なぜ、地球人がボアザン星人の地球侵略を見越してボルテスVなるオーバーテクノロジーの戦闘メカを開発できたのか?」といった本作の核心部分はまだ語られません。

また、なぜボルテスVがフィリピンで熱狂的な人気を博したのかも。聞くところではストーリーに当時のマルコス政権下のフィリピン情勢と通じるところがあったのだそうで。作中のボアザン星における階級制度のことかな?

まあ、そこは11月12日(火)から始まるMXテレビのテレビドラマ(再編集版)で明かされるはずです。

入場者プレゼント

入場者プレゼントはボルテスVのペーパークラフトとmenuの初回限定クーポン(6,800円分)でした。

ボルテスVレガシーの入場者プレゼント
ボルテスV、ミシン目とかは入っておらず自力で切り抜く必要があるので組み立てるのは大変そうだ

ボルテスVレガシーが公開に

1ヶ月後の10月18日(金)、『ボルテスV レガシー』が全国の映画館で公開されます。あの懐かしのロボットアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)の実写版映画です。いやぁ懐かしい。

ボルテスVレガシーのポスター

これの何が凄いかってフィリピン映画であること(本国では映画ではなくテレビドラマだそうな)。何しろフィリピンにおけるボルテスV人気は凄まじいものがあり、ある程度の年齢のフィリピン人はみんな知っています。

よって今回のキャストもフィリピン人です。健一、大次郎、日吉の剛3兄弟はスティーブ、ロバート、リトルジョンのアームストロング3兄弟ってことになってます。字幕版は英語?それともタガログ語なのかな?

そんなわけで知り合いのフィリピン人にキャストを見てもらったら、有名な俳優揃いだそうです。

というわけで、昔のアニメがYoutubeで順次公開中なので、公開前に見とかないと。