海の中でもSNSを

マリンダイビング2025で見かけたIVEVOLKの通信システム。

iPhoneがガチガチの水中ハウジングに収容されています。

IVEVOLK 通信システム
もちろんタッチパネル対応です

そして通信システムのアンテナ。

IVEVOLK 通信システムのアンテナ

こちらをブイに装着して海上に浮かべ、ケーブルで海に持ち込んだiPhoneと繋いでおけば、海の中でLINEでもなんでも使えるし、Youtubeにも生配信できるのだと。

まあ、エンタメとして海中生ライブなんて需要なさそうだけど、例えば海の中の特定位置を定点観測したい漁業者や研究者にとっては有用かも。

IVEVOLK 水中WiFiトランスミッター

マリンダイビングフェア2025で見つけたIVEVOLK 水中WiFiトランスミッター。

IVEVOLK 水中WiFiトランスミッター

説明員は「水中ハウジングと有線で繋いでWiFiで通信することでスマホをモニタとして使える」と言っていたような。当然、WiFi対応のカメラに限られるけど。

だとしたらマクロ写真撮影には向かなそうだけど、ビデオ撮影には大きなモニタが便利かな。

Nauticam SMC-3 & MFO-1

マリンダイビングフェア2025、FisheyeのブースでNauticamの新しいコンバージョンレンズ二つが展示されていました。

Nauticam SMC-3 & MFO-1

私は海から足が遠のいて久しく新製品を追っていなかったのだけど、こんなのが登場していたのですね。

NA スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-3

NA スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-3
NA スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-3

私も持っている「NA スーパーマクロコンバージョンレンズ SMC-1」の性能はそのまま重量が約2/3に軽くなったのだそうな。サイズ的にも短くなっているのでライティングも楽になりますね。

価格は¥79,800(税込¥87,780)。私は買い換えられるほどの余裕はないけどSMC-1を持っていない人にはいいんじゃないでしょうか。

NA ミッドレンジ フォーカス オプティマイザー MFO-1

NA ミッドレンジ フォーカス オプティマイザー MFO-1
NA ミッドレンジ フォーカス オプティマイザー MFO-1

こちらはフォーカス範囲を変換して、さまざまな距離にある被写体に対し容易に撮影できるようになるとのこと。確かにSMC-1を使うとフォーカスの合う範囲がかなり狭くなって被写体を探すのが難しくなるけど、それが楽になるわけだ。

ただし、Nikkor Z MC 105mmf/2.8 VR S Macroと一緒に使う場合、最大倍率は1.8倍だそうで。

価格は¥67,800(税込¥74,580)。ダイビングを再開したら使ってみたい気がします。

でも、SMC-1と併用するなら『NA 67ダブルフリップレンズアダプターM67(税込¥75,680)』も要るよなぁ。

NA 67ダブルフリップレンズアダプターM67
NA 67ダブルフリップレンズアダプターM67

Insta360

先日のマリンダイビングフェア2025で見つけたのが『Insta360 Ace Pro 2』というアクションカメラ。

Insta360
Insta360本体の右側にあるのがDive Case

私は海からも足が遠のいているし、写真もスマホでしか撮らないので存在を知りませんでした。8KでAI搭載なのだと。実力のほどはわからないけど何となく凄そう。

ただし、本体は10m防水だからダイビングで使うなら対応の水中ハウジングが必要です。水中ハウジングとハンドルが付いた潜水キットもありますね。

Insta360 Ace Pro 2 - ライカとの共同開発による防水仕様の8Kアクションカメラ。1/1.3インチセンサー、デュアルAIチップ 暗所性能 オーディオ、フリップ式スクリーン&AI編集でVlogやオートバイなどに最適 潜水キット。

Insta360 Ace Pro 2 – ライカとの共同開発による防水仕様の8Kアクションカメラ。1/1.3インチセンサー、デュアルAIチップ 暗所性能 オーディオ、フリップ式スクリーン&AI編集でVlogやオートバイなどに最適 潜水キット。

¥83,100(税込)

Amazon badge

まあ、これだけでも水中動画は撮れるのだけど、海底のカラフルな生き物たちを美しく撮影したいなら水中ライトも必要になります。

泡波

マリンダイビング2025の会場にて目についたのがこちらの展示。

マリンダイビング2025の水中発信機SEAKERと泡波

酒瓶は『泡波』という波照間島の希少で高価な泡盛です。ちっこい紙コップに一杯振る舞ってもらいました。

ブースの担当者は「これ1本で10万円ぐらいする」と言ってたけど、二升五合瓶なら売値はAmazonで32,000円ですね。

もちろん飲み足りないけど仕方ない。いくつものブースで各地の酒をあれこれ飲めた昔が懐かしい。

泡波 30度 4500ml

泡波 30度 4500ml

¥32,000(税込)

Amazon badge

ちなみにこちらのブースは『SEAKER』という水中ビーコンの会社。酒瓶の右側にあるのが巨大化モデル、その上に乗っているのが実物です。これを持って潜れば、万が一流されても基地局から追跡できます。特にドリフトダイブの際にガイドが持っていれば安心感が増しますね。ガイドとはぐれても近くにいるのは伝わるし。

なお、電波は日本列島の近海ならどこでも拾えるらしいけど沖縄の離島は無理だったのが、このたび波照間島に基地局を開局できたので泡波を振る舞っていたとのことです。

だたし、担当者と話していて「いつもはどこで潜ってますか?」と訊かれたので「フィリピン」と答えると、さすがにサービス圏外だと。ただし、防水アタッシュケース入りのミニ基地局を持っていけばSEAKERが使える。電波法が各国で違うから要注意だけど」と言っていたような。