Insta360

先日のマリンダイビングフェア2025で見つけたのが『Insta360 Ace Pro 2』というアクションカメラ。

Insta360
Insta360本体の右側にあるのがDive Case

私は海からも足が遠のいているし、写真もスマホでしか撮らないので存在を知りませんでした。8KでAI搭載なのだと。実力のほどはわからないけど何となく凄そう。

ただし、本体は10m防水だからダイビングで使うなら対応の水中ハウジングが必要です。水中ハウジングとハンドルが付いた潜水キットもありますね。

Insta360 Ace Pro 2 - ライカとの共同開発による防水仕様の8Kアクションカメラ。1/1.3インチセンサー、デュアルAIチップ 暗所性能 オーディオ、フリップ式スクリーン&AI編集でVlogやオートバイなどに最適 潜水キット。

Insta360 Ace Pro 2 – ライカとの共同開発による防水仕様の8Kアクションカメラ。1/1.3インチセンサー、デュアルAIチップ 暗所性能 オーディオ、フリップ式スクリーン&AI編集でVlogやオートバイなどに最適 潜水キット。

¥83,100(税込)

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まあ、これだけでも水中動画は撮れるのだけど、海底のカラフルな生き物たちを美しく撮影したいなら水中ライトも必要になります。

ティカオ

マリンダイビングフェア2025、会場入り口近くは海外ブースが集まるエリアでした。でも、メキシコ、エジプト、パプアニューギニア、グアムなどかつてはお馴染みだった勢の出店はなし。厳しい時代ですね。

そんな中、目立ったのはフィリピンのコーナー。日本からの距離が近いこともあり観光招致に熱心。中でも見慣れない名前を発見。「ティカオ(Ticao)」です。ブースにいたフィリピン人のお姉さんによると、マニラ空港からレガスピ空港に飛んで、陸路で島の南端に移動(2.5時間)したところの対岸の島(ボートで1時間)だそうな。

フィリピンのダイブマップ
フィリピンの地図中心の少し右側、まるで囲んだところがティカオだそうな

で、肝心の海の様子はというと、「マンタボウル」というサイトではマンタとジンベエザメが見られるかも、とのこと。そういやティカオはかつてジンベエのサイトとして有名だったドンソールの南南東に位置しています。まあ、大物狙いのサイトなので運任せ。外れれば何もないダイビングになるそうだけど、マンタとジンベエの両方をうまく画角に収められればいい写真になりそうです。

また、「ノースティカオ」というサイトは一転してマクロのポイントだそうな。私はこちらだけでいいかな。

レガスピ空港の近くにはオンライン英会話のレッスンで知り合った先生が何人かいるし、予算やらが許すなら訪問がてら行ってみてもいいけど、まあマクロ派な私の中での優先度は低いやな。でもオスロブ(セブ島南部)の個体のように餌付けされているのではなく、野生のジンベエザメが見たい人にはいいかも。

なお、STWorldのツアーはこちら(↓)。画像のクリックでWebページに飛びます。

STWorldの成田発Ticao5日間ツアー

よわ〜いカニが強くなる!海のポンポン大作戦!

生きものさんいらっしゃい!『よわ〜いカニが強くなる!海のポンポン大作戦!』

2024年12月31日、NKHのEテレで『生きものさんいらっしゃい!』の『よわ〜いカニが強くなる!海のポンポン大作戦!』の回が再放送されていました。初回放送は2024年8月22日だったそうな。

この回の生きものはキンチャクガニ、Boxer Crabです。体の幅が約1cmの小さなカニで、両手のハサミにイソギンチャクを携えています。

キンチャクガニ
2018年、インドネシアのアンボンで撮影

で、古い図鑑には「このイソギンチャクをどこから仕入れているのかは謎」などと書かれていて私もそう思い込んでいたのだけど、番組では明かされていました。着底している手頃なカニハサミイソギンチャクなどをもぎ取って装備するのだそうな。

ただし、キンチャクガニは物陰に隠れる習性があるので、イソギンチャクにとっては光合成をしてくれる藻が抜け出すわ、腹が減ったキンチャクガニから食われるわと、災難なことも多い片利共生のようで。

それにしてもNHKって頼りにならんですね。『生きものさんいらっしゃい!』の再再放送がないのはしかたないにしても、NHK+でも見られないようで視聴料金を払っている視聴者を馬鹿にしているよな。

マリンワールド海の中道

先の帰省では連日、2024 佐賀インターナショナルバルーンフェスタに通うつもりだったのに二日目以降がキャンセルされたため、11月3日(日)は久しぶりにマリンワールド海の中道に行きました。でもこれが失敗で…。

何しろ観客が多いのなんの。3連休の真ん中の日曜日だったためかインバウンドのアジア人の方々も入り組んで館内はごったがえ。イルカショーも早々に満席。もはや日本に3頭しか飼育されていないラッコの水槽にも近寄れず。どこの展示場所でもなかなか身動きが取れません。

よって比較的動きやすかった屋外の海獣とペンギンのエリアでペンギンの写真を撮って、そそくさと退散しました。まあ、この地に出向いた目的はもう一つあったし。

マリンワールド海の中道のペンギン
マリンワールド海の中道のペンギン

ALIEN INVASIONをコンプ!

私は新しいゲームの類いは滅多にやらないのだけど、この春、ついつい手をつけてしまいました。ALIEN INVASION(エイリアン・インベージョン)です。

ALIAN INVASION RPG IDLE SPACE

きっかけはYoutubeのCMで紹介されていて「人間食べるの大好き」というセリフが気になったこと。ユーザーは触手がいっぱいのエイリアンを操って周りの人間を吸引して食べまくり、力を増しながらより強い敵キャラを倒していくアクションRPGです。

なお、このエイリアンは星野之宣作『コドク・エクスペリメント』に登場する異性生物「デロンガ」そっくり。モチーフにしたのでしょう。

星野之宣『コドク・エクスペリメント』

アマゾンのストアバッヂ

さて、このゲームの特徴は思いっきり単調な点。レベル10までは新ステージが解放されるボーナスがあるものの、レベル11以降(MAXは15)はひたすら経験値稼ぎが続きます。そうして最初は倒せなかった敵キャラも次第に苦もなく倒せるようになるけど、もはや新しい要素はありません。

そんなわけで、半年ぐらいチビチビと進めて、ようやくコンプリートしました。といってもエンディングなどはなく、新しいイベントやステージがない状態までやり終えたと言う意味です。

以下、終盤の特徴的な展開をいくつか紹介します。

ポータル

冬のゾーンでまず目につくのがポータルでしょう。5箇所だったかのアンプを停止させ、かつリアクターを安定させるためにたくさんの経験値を稼ぐ必要があります。

ALIAN INVASION 冬のゾーン右上の「ポータル」
異界の芋虫の足が見えてきたところ

リアクターが不安定なままポータルを開こうとすると異界の凶暴な芋虫が召喚されてきます。

ポータルの説明には「他の世界を探索してください。将来的に利用可能になります」とあるので期待してゲームを続け、ある程度進めてから試すと紫色の人間が召喚されてきて、グリーンの宝石を10稼げるようになりました。

ALIAN INVASION 冬のゾーン右上の「ポータル」を開いたところ
異界から紫色の人間が召喚されたところ

鍵を背負った黄色い巨人

冬のゾーンの右上、鍵を背負った黄色い巨人が待ち構えています。この巨人がやたらと強いので倒したらいいことがあるに違いないと思っていたものの、一定時間ごとにグリーンの宝石を算出(MAX20個)する「秘密の鉱山」が現れただけでした。

ALIAN INVASION 冬のゾーン右上の「秘密の鉱山」
秘密の鉱山は一定時間ごとにグリーンの宝石をMAX20個算出します

でも、ドラクエなんかと同様、ゲームが進むとゲーム内通貨はいらなくなるのですよね。

最後のミッション

事実上、最後のミッションになるのが冬のゾーン右上の「520T」ボタンでしょう。シルバー(五角形)の冬の宝石を520T分集めないと押せません。黄色い巨人がいる場所のそばにあります。

ALIAN INVASION 冬のゾーン右上の「シルバー520Tボタン」
これを押せば何かいいことが起きるかと思いきや…

520Tは途方もない数値だけど、このゲームはある程度強くなると、対象の人間なりモンスターが登場する場所にエイリアンを放置すれば勝手に宝石やアイテムを稼いでくれるので、断続的にゲームを起動しては放置を一週間ぐらい続けてようやく520Tが貯まりました。

そうしてボタンを押したものの、深緑色の人間が現れただけ。吸収したらゴールド(六角形)の冬の宝石をくれるけど、もうどれだけ宝石を集めても新しい展開が起きる仕組みが見当たりません。

ひょっとしてポータルを通って別世界探索にいかれるようになるかと思ったものの、ポータルは以前のまま。どうやらまだ用意されていないようです。ならばこのゲームはここで一旦完了ですね。続けることはできるけど、新展開はおそらくありません。

何ヶ月後かに起動したら、自動アップデートによって別世界ステージが盛り込まれているだろうか…。