Mac App Store止めました

操作ミスで買ったことになってしまったアプリの返品、返金が利かずに嫌な思いをしたため、Mac App Storeを使うのを止めました。アプリケーションフォルダには残してあるもののDocからは削除。

まあ、そんなMac App Storeも気をつけて使えば良いだけなのですが、実際のところ特にMacアプリを買いたいと思わないのですよね。私も自宅のMacはすっかり用途が決まっていて、過去に購入済みのかわせみ、Jedit、Adobe CS、QuickTime Pro以外で有償のアプリはいらんなぁと。

それでも、先の件で返金が利いたならPagesやKeynote、Apertureなど、ちょっと気になるアプリを何点か買ってみたはずですが、すっかり購入意欲を削がれてしまったもので。Mac関連のソフトウェア製品で次に買うのはMac OS X 10.7 Lionになりそうです。それかiWebの新バージョンが出れば…。

Mac App StoreはLionが登場して、もう少し進歩している姿を見せてくれるまで封印します。


Appleには泣き寝入りを強いられるのか…

Mac App Storeの購入のキャンセル要望に対してAppleからの連絡はありません。Mac App Storeの母体(?)であるiTunes Storeは原則返金に応じないようですし、この手の問い合わせは無視なのでしょうかね。せめて「規定なので返金はできません」のメールをよこしてくれてもよさそうなものですが。Mac App Storeの問い合わせフォームが新設されていたので、そちらから送り直してもみたものの状況は変わりません。

で、あれから状況を振り返って見たのですが、原因の所在がよく解らなくなってきました。

Mac App Storeが1クリックによる予期せぬ購入を誘発しやすい構造なのは間違いありません。あちこちで話を見聞きしますので。ただ、私はあまり使ったことがなくて知らなかったのですが、iTunes Storeもほぼ同様の仕組みのようで。だとすると膨大な数のユーザが使ってきた実績があるのですよね。Mac App Storeのサインインには《パスワードを保存する》の設定がないといった差異は見受けられますが…。

それに、受注側からすれば偶然であれ何であれStore上の《購入する》がクリックされたら発注扱いにせざるを得ないのも理解できます。でも、1クリックは便利な反面、アクシデントも起こりやすい方式。Macアプリは音楽やiPhoneアプリよりも高価な場合が多いのですし、直後なら購入のキャンセル(履歴の取り消しとアンインストール)ができるような仕組みを盛り込むなど、配慮してくれてもよさそうに思います。

と言うか、もっとオーソドックスに《毎回パスワードを訊ねる》の設定を設けておいて、不要な人はOFFにして1クリックを有効にするという方式が妥当ではないかと。じゃないと、これから初めてiTunes StoreなりMac App Storeを使う人が痛い目に遭う可能性が高くなってしまいますよね?

Mac App Storeは非常に危険です!!

昨日、待望のMac App Storeがオープンしました。

Mac App Storeのイメージイラスト

日本時間の7日2時と伝えられていたものの、6日の23時前にはすでにMac OS X 10.6.6へのアップデータがリリースされていました。これをインストールするとDockの左から2番目にMac App Storeのアイコンが追加されます。

Mac App Storeのアイコン

さっそく起動してみるとiTunes 10に続いてタイトルバー左上がまた見慣れないボタン配置。古くからのMacユーザとしては違和感を受けるのですが、そこはまあいいか。

タイトルバーの左上

さすがにアプリの品揃えはまだ寂しく、噂されたiWork ’11も間に合わなかったのか、Keynote、Pages、Numbers、どれも現行バージョンでした。まあ、ラインナップに関しては次第に充実していくはずなので気長に見守りましょう。

さて本題。Mac App Storeをちょっと使ってみて問題、しかも深刻だと思う点を見つけたので報告します。それは「高価なアプリを無意識に買わされてしまう危険性がある」です。

まず手始めに「Solitair Gratest Hits」を落としてみました。無料アプリですがApple IDとパスワードを訊かれ、それらを入力するとダウンロードが始まります。完了するとDockにアイコンが追加されアプリが自動的に起動したため、しばしお馴染みのカードゲームに興じてしまいました。

次に、これまた無料の「SketchBook Express」をダウンロードしてみました。再度Apple IDに対するパスワードを入力し、ダウンロードが完了。

さらに何かを落としてみようと「トップ無料」や「トップ有料」のカテゴリを物色し、何気なく「Apple Remote Desktop」をクリックしたところ、いきなりダウンロードが始まり、起動してしまいました。気になって「購入済み」を見てみると、やはり購入履歴が追加されています。買う気などなかったのに。無料アプリの場合はApple IDのパスワードを訊ねるくせに、9,000円もする有料アプリの場合はスルーとは何とも不条理な…。

もう少し詳しく言うと、「トップ有料」などのランキング表示エリアは幅が狭いため「Apple Remote Desktop」のように文字数が長いアプリにマウスカーソルをかざすと、このように表示が変わります。

隠しボタン非表示

↓↓↓

隠しボタン出現

つまり、アプリ名をクリックしたつもりでも、寸前に「¥9,000 購入する」ボタンが表示され、これをクリックしてしまったわけです。

それでも通常ならアプリの紹介ページに切り替わるので、そこで購入を踏みとどまれますが、iPhoneのApp Storeでも、一度Apple IDのパスワード認証を通過すると、その直後に別のアプリをダウンロードする際にはパスワードを訊かれませんよね。今回のケースもこれと同様のロジックで、直前にSketchBook Expressをダウンロードしていたため認証がパスされてしまったのでしょう。

これがiPhoneのApp Storeの場合なら、表示スペースとの兼ね合いもあって、「¥230」といった価格ボタンのタップ→「今すぐ購入」ボタンのタップ、という2段階構えになっていますが、Mac App Storeの場合、「¥9,000 購入する」ボタンをクリックしてしまうと、いきなりパスワード認証の工程に進んでしまいます。そのため先の理由で認証免除になっていれば無条件に購入手続きを踏んだと見なされるのでしょう。Macアプリ場合、数千円〜数万円という価格付けもありうるわけですから実におっかない話です。

それと、今回は買う気がなかったApple Remote Desktopが起動されたを見ていたので気付けたのですが、例えば該当の操作の直後に席を立ち、しばらく時間が経過して戻ってきたら、そのことに思いが至らないかもしれません。そうして後日、身に覚えのないレシートのメールが届き、代金が引き落とされると。

で、そもそも購入する気はなかったのでApple Remote Desktopはすぐに終了させ、購入をキャンセルしようと考えました。でもMac App Store自身にはそれらしい仕組みが見当たりません。ならばとAppleのサイトのサポートページを覗いてみるも、さすがにMac App Store用の問い合わせ先はまだ用意されていないようでした。

仕方なくiTunes Storeの問い合わせフォームに事の顛末を書いて送信。現在、返信を待っているところです。少々のやり取りと時間がかかるのはやむを得ないとしても、まさかこの理由(偶然起きたスキミング事故のようだ)による購入のキャンセルができないなんてことはないでしょうね?

図らずもMac App Storeを使い始めてから1時間足らずの内に「穴」を見つけることになったわけですが、これでAppleがどう対応してくれるのかや、前々から知りたかったアプリのライセンス関連の仕様の一端を把握することができるかもしれません。「返品」するにしてもアプリはMacにインストールされているわけですし、アクティベーションOFFなんかの仕組みも盛り込まれているのでしょうか。

差し当たりMac App Storeの有償アプリに関しては1ステップだけでは購入に至らないよう早急の改善が必要でしょう。

続報は追って書き込むつもりです。

LUMIX LX5用ハウジングが割り込んできたらしい

香港のNauticam(ノーティカム)という水中ハウジングメーカーの動向にはたびたび驚かされます。Nikon D7000用、Canon 60D用に続くハウジングの新製品、月刊ダイバー1月号にはPanasonic LUMIX GH2用とあったものの、さきほどFisyeyeのサイトをのぞいてみたところ下記のバナーを発見。

Nautican LX5ハウジングのバナー

LUMIX LX5とは意表をつかれました。だってコンデジじゃないですか。

まあNauticamも別に「デジイチ専業」とはうたっていないわけで、出しちゃいけないとは言いませんが、てっきりプロユース志向のメーカーだと思っていたもので。

いや、Fisyeyeのサイトを見渡すとよく似た既存製品が。

Fisheye FIX S95

シャッターレバーやロック機構はこちらの製品と全く同じに見えます。これまで私はFIXシリーズはSeatool製だと思っていたのですが(PowerShot G11用はバックルロックの形状からして明らかにSeatool製なので)、どうやらNauticam製だったようです。

そしてSeatoolのサイトには以下の文言があります。

弊社はSeatool/Recseaブランドだけです。
類似商品が出回っておりますが弊社とは一切関係ございません。
ご注意願い下さい

どうにもキナ臭い雰囲気。ひょっとしたらFisheyeの製造委託先が以前はSeatoolだったものの途中からNauticamに切り替わったなんて裏事情があるのかな…。

ただまあ、いずれにせよ準正の安価なハウジングが用意されているCanon PowerShot S95用に¥69,000の製品はどうなのでしょうね。

確かに堅牢製ではアルミ筐体の遥かに勝りますし、Canonの純正ハウジングは昔からシューベースもレンズ径もないユーザ無視のダメダメ設計ですが、そこはINONがアダプタで上手くやってくれています。

INON S95用アダプタ

それに所詮はコンデジ。しかもこのクラスは年1回のペースでモデルチェンジしますので、2~3年も使えば性能的にも陳腐化も進み、ヘタりきったバッテリの替えも手に入れづらく買い替えを検討せざるをえなくならないとも限りません。

まあ、彼らの商売を邪魔する気はありませんし、好きな方は買っていただいて大いに結構なのですが、もし私がPowerShot S95ユーザならコンデジは耐久消費財的に考え、ハウジングは安価な純正に留めておいて、2年後ぐらいにハウジングごと最新のデジカメに買い替えますね。

MacのFront Rowの使い勝手を改善する

Macを買うとさまざまなアプリケーションがバンドルされてきます。本家なのでiTunesも最初から入っていますし、iPhoto(写真管理アプリ)、辞書(国語、和英・英和)、プレビュー(PDF簡易編集アプリ)なども付いてきて、およそ市販のソフトウエア製品を買う機会がないほどです。その点、Windowsはメーカーによってもマチマチですよね。

さて、Macの標準アプリの一つにFront Rowがあります。簡単に言うとMacをApple TVにするアプリでしょうか。Macに保存された音楽やムービーを再生できる他、ネットにアクセスして映画の予告編(米国の)を片っ端から観ることもできます。

Front Rowのアイコン

アプリを起動するとMacの画面が黒くなり、このようにFront Rowメニューが表示されます。一応キーボードでも操作できますが、別売のリモコンを使うとテレビ感覚で使えてとても便利です。

Front Rowの画面

さて、このFront RowはいかにもAppleのデザイン、わずかなリモコンボタンによる簡単メニュー操作で使えて良いのですが、一つ不満がありました。それはiTunesで管理している動画にアクセスできない点です。いや、できるのですが、iTunesで録画番組名ごとに的確に分類していても、 Front Rowではすべて「Movies(ムービー)」メニュー下にフラットにリスト表示されてしまうのです。 そのため何百、何千も動画をコレクションしていると検索が著しく悪くなってしまいます。

で、これがずっと不満だったわけですが、実に簡単な方法で解決できることに気付きました。具体的には以下の通り。

  • Finderで下記のフォルダのエイリアスを作って「ムービー」フォルダ内に入れる。

ミュージック > iTunes > TV Shows

こうするとFront Rowの「Movies(ムービー)」メニュー下に「TV Shows」が現れ、iTunesにおけるテレビ番組管理が忠実に反映されますね。

で、懸案事項を解決できた点は嬉しいのですが、Appleが最初からエイリアスを作っていてくれても良いような話だと思ったりもしました。