リニア前倒し

安倍総理は「リニア中央新幹線の全線開業を最大8年間前倒しする」との方針を打ち出しました。いいんじゃないでしょうか。

私はリニアには否定的だけど、その最大の理由は大して便利に思えなかったから。速いといっても結局のところ品川⇄名古屋のシャトルみたいなので。東京駅や新横浜の方が近い人は在来の新幹線の方が使いやすいし、京都や大阪に向かう人もリニアには乗らないので、見込んだほど乗車率が上がらず赤字を垂れ流すことになるだろうと。

ただし、名古屋止まりではなく大阪まで早期に開通させられるなら、いくらか成功の目も出てきましょう。

とはいえ8年前倒しといったって2027年の品川⇄名古屋の開通予定が2019年になるわけじゃないですよね。2040年としていた名古屋⇄大阪への延伸が2032くらいに早まればいいって感じかと。

懸念はあるけど、やるんなら出来るだけ早く。この国の人口減少が顕著になる前に実現してもらいたいものです。

TBSラジオのアプリはこうするしかないな

TBSラジオCLOUDの評判がすこぶる悪いらしいので、今ごろTBSラジオではアプリ計画を真剣に詰めていることでしょう。広告商売をしている以上、これまでPodcastでTBSラジオを聴いていたリスナーが他局のPodcastに流れて相対的なプレゼンスが低下するのは拙いはずだから。

ただし、TBSラジオCLOUDアプリなんて作ってもユーザーの評価は上がらないかと。現行のTBSラジオCLOUDの仕組みだと、アプリで改善できるのは複数エピソードの連続再生や未再生/再生済み表示ぐらいだろうから。

そこで私ならこうするという案を考えてみました。

TBSラジオPodcastアプリのアイコン案

私が決定権者ならTBSラジオCLOUDアプリではなく、TBSラジオPodcastアプリにしますね。ストリーミングではユーザーのニーズに十分に応えられないので。

まず、配信番組に独自のDRMを掛けるかPodcastのプロトコルに独自の拡張を加えて専用アプリでないと聴けなくします。前者だと他のPodcastアプリで聴こうとしてエラーが出るから後者が妥当かな。TBSラジオの番組専用だから独自仕様プロトコルになっても不都合はないでしょう。

そして専用アプリでは最初にユーザー登録を求め、住所や年齢、性別、興味がある分野などを訊ねます。

あとは一般的なPodcastアプリと同様。番組をダウンロードしたら、エピソードをまたいで連続再生できるようにします。倍速再生や中断した箇所から再開する機能も盛り込みたいところです。

ただし、アプリの起動時や各エピソードを再生する際にはユーザの属性に応じた広告をスキップ不可状態で流します。また、広告が最後まで再生されたらアプリがサーバーにフィードバックします。LINEの既読みたいなものですね。Podcastアプリは定期的に新規エピソードの有無を確認するので、その際のパケットに乗せれば良かろうと。

この方式の難点は再びPodcast配信用のサーバーが必要になり、応分のコスト負担が発生すること。でも、おかげで本来の広告ビジネスが成り立つようになります。果たしてそれでコストを相殺できるかは解りませんが。

そしてリスナーにはダウンロードという最大のメリットを提供できます。望むなら特許を申請したり、他局に相乗りを働き掛けても良いでしょう。マージンを受け取って他局の番組も配信してあげるとか。

TBSラジオCLOUDでは聞き漏らす

TBSラジオの番組がPodcastで配信されている頃、私はiPhoneに以下のプレイリスト(ステーション)を作っていました。

  • 朝の通勤電車用 :荻上チキ・Session-22、森本毅郎 スタンバイ!
  • 帰りの通勤電車用:たまむすび、荒川強啓デイ・キャッチ!

よって最初に一度だけ再生操作をすれば番組やエピソードをまたいで連続再生してくれたし、1.5倍速ならどちらも1時間前後で聴けて電車通勤時にちょうどいい長さでした。連続再生なので聞き漏らしもありません。

TBSラジオCLUDβ

でもTBSラジオCLOUDでは各エピソードを自力で一つずつ再生しなければならないので、3日目にはもうエピソードを聞き漏らすようになりました。今後も聴かないものが増えていきそうです。他局に良さげなPodcastが見つかれば、多分そちらが優先になるし。

紫駅?

福岡県の私鉄、西鉄にいつのまにか新しい駅ができていますね。Googleマップで見つけました。紫駅ですか。2010年には開業していたのか。知らなかった。

西鉄のロゴ

JR鹿児島本線の二日市駅から徒歩5〜6分って感じのようで。これは便利だ。

西鉄紫駅
Wikipediaより

というのも私の実家があるのは佐賀県の基山町(どうやら人気漫画『キングダム』作者の原泰久さんの出身地らしい。昔すれ違ってたかも)。最寄り駅はJR&甘木鉄道の基山で主な生活圏は福岡県。博多や福岡空港の方が佐賀や佐賀空港よりも断然近いので。

そして天神方面に出る際、かつてはJRの二日市から西鉄の二日市まで12分ほど歩いていたのですよね。それが紫なら半分になります。

いや、改めてGoogleマップを確認するとJRの天拝山と西鉄の朝倉街道も同じぐらいに近いですね。天拝山も私が彼の地にいた頃にはまだ無かったのだけど。

悩ましいのはJR二日市は急行停車駅だけど西鉄の紫は各停のみで、逆に西鉄の朝倉街道には急行が止まるけどJRの天拝山は各停のみという点。まあ西鉄の方が電車の本数が多い(※1)ので、JR二日市&西鉄紫を使う方が有利でしょうね。

※1
JR鹿児島本線は特急も同じ線路を走るので各停の駅には日中は1時間に2〜4本しか電車が止まらないけど、急行停車駅なら7〜8本止まります。特急と急行の隙間を縫って各停電車が走る感じです。その点、西鉄は各停電車の本数も多いです。

もっとも、目的地が天神なら博多から地下鉄でも構わないのだけど、西鉄薬院とかに行くなら手前で西鉄に乗り換えたいところだし。

ちなみに現在は神奈川県在住で、たまにしか帰省しない私が何でこんなことを気にしているかというと、あと数年もすれば東京圏の生活環境は目に見えて悪くなりそうだから。一極集中で地方から労働者を集めた副作用で、この先は後期高齢者が桁違いに増えてしまうのが理由で。介護難民や介護離職者、介護放置される老人が増えたりして。だったら福岡都市圏に身を置く方が快適に暮らせるかもしれないなと。東京圏に労働者を送り出した側の地方では、そろそろ高齢化のピークを過ぎるし。

TBSラジオCLOUDアプリの行方

関連エントリ:TBSラジオのアプリはこうするしかないな

TBSラジオCLUDβ

TBSラジオのPodcastが終了となり、TBSラジオCLOUDに移行したいきさつが7月4日(月)のたまむすび『竹山、ガム買ってきて!』コーナー内で語られました。TBSラジオのPodcast番組すべてで直近の月間ダウンロード数が5,000万あるのに対し、コストが年間数千万円かかっていて、その負担に耐えきれなくなったのだと。

ちなみに増強に継ぐ増強を強いられたサーバ類を社内に置いて運用していたのか、外部のホスティングサービスを使っていたのかは語られませんでした。それ次第では聞く人が聞けば5,000万ダウンロードに対して数千万円/年(1千万円ちょいなのか9千万円に近いかでも大違いだけど…)が高いのか安いのか解るかと思うのですが…。

とはいえPodcastでは以下の理由で広告が成り立ちにくいそうで。

  • ユーザーの属性(年齢や性別)を知る術がなく各々に相応しい広告を流せない
  • ダウンロードしても聴いているとは限らない

確かに。私もいくつかのPodcastはダウンロードだけしといて「いつか聴く」扱いになっています。

よってTBSラジオに残された選択肢は三つ。

  1. Podcastを止める
  2. Podcastを課金制にする
  3. 広告ビジネスが展開できるTBSラジオCLOUDに移行する

そして「何とか無料で続けたい」という思いから3に決まったのだそうな。元が電波放送であるラジオ局としては至極妥当な考え方ですね。よって今後、TBSラジオCLOUDのWebサイトや各番組には容赦なく広告が入っていくのでしょう。

個人的には「TBSラジオのPodcast聴き放題で500円/月」とかなら喜んで払うけど、それが少数派だったら成り立ちませんしね。

また、ストリーミングサービスの評判がすこぶる悪いこともTBSラジオは十分認識していて、その解決方法の一つとしてアプリ化を検討しているそうな。でも、それにもコストがかかるのでリリース時期などは未定のようです。無理もないか。仕様にもよるけどiOS版とAndroid版のアプリ開発には数百万かそれ以上のコストがかかりそうだもの。その額によっては「Podcastを続けた方が…」ってことにもなり兼ねないので計画倒れに終わる可能性も無きにしもあらず。TBSラジオ専用のアプリにどれだけ需要があるかも不明だし。

そこで私が一つだけ有望かなと思うのが、日本のラジオ業界を巻き込むこと。具体的にはTBSラジオも出資しているradikoにバージョンアップを働き掛けると。Wikipediaには以下の記述があることだし。

radiko公式は放送番組を後から再生するタイムシフト機能を2015年内を目標にリリースする意向を示しているが、2016年4月の時点で正式な機能としては開始されていない。

タイムシフト機能だとTBSラジオCLOUDと大差なさそうだけど、タイマー録音機能がつけばPodcast風に使えます。有料の追加機能でもいいでしょう。

とはいえradikoを海外で聞くにはVPNを介在させる必要があったり、番組内の楽曲の扱いをどうするかといった大人の事情の懸案もあるのだけど…。

それに私が時々行くフィリピンやインドネシアではWi-Fiが超低速な場合が多いので、ほとんど使い物にならないかと。これがPodcastなら気長にダウンロードの完了を待てばいいのだけど。