リゾートホテル評(SOGOD BAY SCUBA RESORT編)

今回利用したダイビングショップは宿泊施設を持つSOGOD BAY SCUBA RESORT(ソゴッドベイ・スクーバリゾート)。ロゴマークがカエルアンコウの正面イラストとは何とも大胆な。私もときおりイラストを描くので大いにに刺激されました。

SOGOD BAY SCUBA RESORT LOGO

で、まずはダイビングサービスの評価から。今回ジンベエを二回(ジンベエスイムで1回、スクーバ中1回)、ピグミーシーホース(2色個体)も2箇所のポイントで見せてくれたので非常に満足です。ちなみに帰国日にタクロバン空港で会った関西からの団体さんは2月にオープンした別のショップを利用したもののジンベエもピグミーも見られなかったそうなので、老舗の力量を発揮してくれたと思います。SOGOD BAY SCUBA RESORT、ペドロ君を筆頭にスキルの高いガイド陣を擁するダイビングサービスでした。

そして合計5室しかないお部屋の方ですが、こちらは実にシンプル。

SOGOD BAY SCUBA RESORTの客室内

冷蔵庫やテレビはないものの、エアコン・サーキュレータ・便座・お湯シャワーはあります。まあ、ダイバーにとっては十分でしょう。

ただ食事の方は日本人にとっては単調。朝食はこんな感じです。

SOGOD BAY SCUBA RESORTの朝食

お昼のメニューもハンバーガーだったりファーストフード的なものが多かったような。さすがに夕食は日替わりのメニューが2種類から選べ、スープ&メインディッシュ&デザートが楽しめましたが。

なお、SOGOD BAY SCUBA RESORTには日本人スタッフはいませんし、サービス全般で日本語はまったく通じません。ゲストブックを見ると稀に日本語の記入を見かけますが、客の大半はいわゆる西洋系の方々のようです。

手荷物の重量オーバーには「高価なカメラだ」で対処

サウスレイテからの帰国日の朝、往路のことがあったので早めの朝5時に出発すると、すっかり水も引けていて8時頃に到着。しかも遅刻者3人を待ってからのフライトになったため、マニラでのトランジットが慌ただしいことになってしましました。まあ、何とか間に合ったので良かったのですが。

飛行機での不安材料と言えば重量制限。今回、カメラセットを機内持ち込みにしたので重量制限7kgを悠々とオーバーします。私のカメラバッグはアルミのハウジングやらストロボ2個やらが入っていて約13kg(バッグだけでも3kg)ありますので。チェックが甘いタクロバン空港では何も言われなかったものの、さすがにマニラ空港では重量オーバーを告げられました。

チェックインカウンターの係員が「バッグから何か出せ」と言うものの、出せるのはせいぜいiPadぐらい。まあ、出したところでどうせ飛行機に持ち込むのですが…。

そこで私が「カメラが入ってるんだ」と言うと、「expensive?」と訊いてきたので「yea」と答えたら、見逃してくれました。なるほど「高価なカメラが入っている。預けても良いけど何かあったら保証できる?」の作戦は有効かもしれません。成田では免責の紙にサインさせられますが、マニラではそれはありませんし。

まあでも空港内で重い荷物を持ち運ぶのもなんなので、カメラバッグ内のクッションをしっかりさせた上で、ファスナーにTSAの施錠をして預けてしまう方がいいかもしれません。

ピグミーからジンベエまで

海の最終日にしてようやく晴れダイブ。一本目は「ゴーストタウン」なるポイント。ミミックオクトパス狙いの泥地ダイブです。

なるほど、ゴーストタウンというだけあって、一見殺風景な泥の海底が広がっています。でも、よくよくみるとハゼの類いがわんさか。ハゼ好きには天国ですね。

ゴーストタウンのハゼ

後から聞いたら、ゴーストタウンという名前は、以前ゴーストパイプフィッシュ(ニシキフウライウオ)がたくさん居たので付けられたのだとか。

残念ながら目当てのミミックは見つかりませんでした。 二本目の狙い目はピグミーシーホース。こちらはガイドがあっさり見つけてくれました。イエローもピンクも両方。ここでは、比較的よく取れた方の一枚を。

ピグミーシーホース1
ピントが…

三本目は実に単調なダイビング。さして目ぼしい被写体も見つけられず。60分が経過し、ああ残念だったなぁと思っていたところ、ガイドがタンクを激しく鳴らします。見ると6m大のジンベエが。

残念なことに水面付近から眺めることになっちゃいましたが、2本で切り上げた仲間は見れていないわけで、まあラッキーな部類でしょう。

サウスレイテ、侮れません。何の変哲もないコーラル系のウォールダイブで平然とジンベエが出没するのですから。

サウスレイテのゴーストパイプフィッシュ

この日は終日雨天、良いコンディションではなかったので私にとっては珍しく午前の2ダイブで切り上げ。目ぼしい収穫もなかったので昨日の写真を。

クマドリカエルアンコウのどアップ。

クマドリカエルアンコウ

そしてナイトダイブのニシキフウライウオ。いっしょに潜った外人さん(いわゆる西洋人の方)はこれが好きらしく、大喜びでした。

ゴーストパイプフィッシュ

サウスレイテに出発

今年最初のダイビングはフィリピンのサウスレイテ。震災に見舞われた直後に日本を後にするのは気後れがしないでもないものの、できるだけ普段通りの生活をしないと。こんなときだからこそお金を使わなきゃとも思いますし。

でも3月17日の成田空港は出国者でごったがえしていました。7:30の時点でフィリピン航空のカウンター前(第二ターミナル一番奥)からイミグレーションへのゲート辺りまで順番待ちの列。

それでも飛行機は大幅に遅れることなく無事マニラに到着。国内線に乗り換え17:30頃タクロバン空港に。ただし、何もないタクロバン空港ではお出迎えの車を2時間待たされました。どうやら大雨の後らしく空港の周りのあちこちに水たまりができています。

ようやく車に乗り込みサウスレイテ南端にあるソゴッドベイに向けて出発するも、まもなくガイドが一言、「Boss! Walter…」。前方を見ると海沿いの道路が完全に水没していて通行止め。しかたなく迂回路を延々と。なるほど出迎えが2時間も遅れたのはこのせいだったのでしょう。その後も斜面にバスが横倒しになっていたりと、ちょっとした被災地のようでした。

途中、仲間の一人がキリンを見たと言い張るのですが、どうなのでしょうね。かつてマルコス大統領がアフリカから動物を連れてきてどこかの島に放したと聞いたことがあるものの、レイテ島ではなかったような…。

で、リゾートに着いたのは夜中の一時過ぎ(日本時間の二時過ぎ)。レイテ島に着いてから約8時間、成田を出てからだと16時間の長旅でした。