理想の写真集アプリ

かねてより写真集の電子書籍制作を研究しています。調査と試行錯誤の末、現時点では「Adobe InDesign CCでEPUB3.0(固定レイアウト)のファイルを書き出すのがベスト」という結論に至ったけど、まだ問題はあります(注)。

FROGFISH.JPアイコン

よって写真集電子書籍をアプリとして作れるといいですよね。そこで私が理想とする写真集アプリの要件を書いてみます。権利は主張しないので、よかったらどなたか開発してください。ご一報いただければ私も協力します。

1)ページめくり

写真集アプリにおけるページめくりの法則は以下の通り。

ページめくりの法則
ページめくりの法則(クリックで拡大)

写真ページは左右フリックでめくれます。上フリックすると写真補足ページに切り替わり、下フリックで戻れます。

2)言語切り替え

コンテンツ制作時にテキストを各言語で仕込んでおけば、OSの言語設定もしくは読者側で自在に言語を切り替えられるといいですね。ユーザーが何らかの操作をすると日本語→英語→スペイン語→日本語…とトグルで切り替わるとか。

3)オーサーリングツール

開発の難易度がやや高そうなのはオーサリングツール。簡単な操作で作った写真集コンテンツをiOSアプリやAndroidアプリとして書き出さなければならないから。

でも、写真データを持ったアプリをビルドして生成するのではなく、別途開発しておいた素体ビューワーアプリにコンテンツデータ一式を付加してパッケージし直す方法なら比較的簡単に実現できるかと。そんな安易な開発手法が許されているかは解らないけど…。

写真集アプリの生成
写真集アプリの生成(クリックで拡大)

なお、オーサリングツールはやっぱ今風にWebサービスの方がいいかな。

ユーザーはいくばくかの料金を払って、自前の写真とテキストから写真集電子書籍アプリを生成し、各環境のアプリストアで配布・販売することになります。

何だか大げさですね。そもそも各OSでEPUB3.0(固定レイアウト)を正確に表示できれば、こんな仕組みは要らないのですが。

いや、1)と2)の特性はEPUBでは実現できないので存在意義はあろうかと。写真だけで勝負したいストイックな写真家がいる一方で、撮影意図やエッセイを書き添えて作品としたい人もいるだろうから。

それに写真集制作のためだけにAdobe InDesign CCを契約し、使い方を習得するのは難しい人も多いので、写真集アプリ制作に特化したサービスは有用なはずです。


注)

Adobe InDesign CCのEPUB3.0(固定レイアウト)生成機能はiBooksに最適化されていることもあり、表示の再現性は以下の通りです(2015年9月14日現在)。

OS アプリ 半透明画像の表示 テキストの表示状態
iOS iBooks
Google Playブックス
Kindle 非対応
Android Google Playブックス 正確に表示できない
Kindle 非対応 正確に表示できない
Mac iBooks

Androidのタブレットが欲しいのだけど

かねてより電子書籍の写真集制作を研究しています。

今、直面しているのはAndroid版のKindleで写真集FROGFISH.JPが無難に表示できないこと。文字が欠落したり、英文の単語間が詰まって表示されてしまいます。

ただし私のAndroid環境はBlue Stacks for Macというシミュレータ。Android搭載の実機で試さないと結論は出せません。

そこでAndroidタブレットが一台欲しいと思っています。ただし予算は2万円程度。OSはAndroid 5.0 Lolipop以降が希望です。Androidの場合、OSがアップグレードできる機種は限られるので、なるべく新しいバージョンを載せた機種を選びたいですよね。

kakaku.comで検索してみると、その条件に合うのはNECのLAVIE Tab E TE508/BAW PC-TE508BAW(¥21,580)のみ。安い中華タブレットは過去12ヶ月発売で絞ってもAndorid 4.4または4.4.2搭載機ばかり。中には4.3や4.2なんてのもあります。果たしてNECを買っていいものか。選択肢が一つしかないと購入を躊躇してしまいます。

そんな風に迷っていたら、ASCIIのサイトにSIMフリースマホの機能とスペック全紹介! 【1万円台編】という特集が公開されました。この際、タブレットを諦めてスマホにしようかと。私はiPadユーザーなのでAndroidタブレットを買っても電子書籍の表示テストにしか使わなそうだけど、SIMフリースマホなら海外旅行時に現地SIMを入れて使えます。うん、その方がいいかな。

とは言え電子書籍の表示確認用だから、画面はそこそこ広くて高精細の方が望ましいので、選択肢はgoo G03かSAMURAI MIYABIってことになりますね。共に画面が5インチ(720×1280ドット)、Android 5.0搭載です。

SAMURAI MIYABI
SAMURAI MIYABI

Google PlayブックスもAndroid版はもうちょい

かねてより電子書籍の写真集制作を研究しています。

試行錯誤の末、iOS版のiBooksアプリ、Google Playブックスアプリ、Kindleアプリで無難に表示できるEPUB3.0(固定レイアウト)ファイルの作り方が把握できました。

ただし、同じGoogle PlayブックスアプリでもAndroid版は表示がイマイチですね。Googleにとってはそちらが本流のはずなのに。

こちらがAndroid版Google Playの表示例。「Hairly Frogfish」のベースラインが下がり、フォントもHelveticaから丸ゴシックに変わっています。

Android版Google Playブックスの表示
Android版Google Playブックスの表示

ちなみにこちらが正解。iOS版Google Playの表示例です。

iOS版Google Playブックスの表示
iOS版Google Playブックスの表示

なぜiOS版の表示が正解かというと、Adobe InDesignで作った通りだから。

Kindle for Androidも残念ながら

かねてより電子書籍の写真集制作を研究しています。

試行錯誤の末、iOS版のiBooksアプリ、Google Playアプリ、Kindleアプリで無難に表示できるEPUB3.0(固定レイアウト)ファイルの作り方が把握できました。KIndleには苦労したなぁ。

さあこれで一安心。と思いきや、Android環境(BlueStacks for Mac)のKindleアプリで写真集FROGFISH.JPを表示すると表示がボロボロでした。

Kindle for Androidの表示例
Kindle for Androidの表示例

KindleはEPUBに収録されているフォントのサブセットを使わないので、フォントが置き換わるのはしかたがないとしても、テキストが消失したり、英文の単語間が詰まったりするのは明らかなバグでしょう。

InDesignのEPUB3.0書き出し機能はiBooksに最適化されているからかもしれないけど、Android版のGoogle Playブックスでもおおむね正しく表示できるのだから、やはりKindleの出来が悪いとしか言えません。

いや、ひょっとしてBlueStacksがAndroid環境を再現しきれず、そのように表示されているだけかも。その可能性は低そうですが。Kindleアプリのフォント周りだけバグっているなんてことはないよな。

UPQ(アップキュー)も気になる

秋葉原の新興家電ブランドUPQが発足したそうです。

秋葉原発の新興家電ブランドUPQ発足:4Kモニタや充電スーツケース、SIMフリースマホなど24製品

17種類24製品とされるラインナップの特徴は独特のブルーを基調としていること。何か昔のiMac(ボンダイブルー)みたい。 中でもSIMフリースマホのUPQ Phone A01は良さげです。海外旅行用はこれでもいいなぁ。 UPQ Phone A01 UPQ Phone A01Android 5.1搭載でcoviaのFLEAZ POP CP-L42Aと似たスペックですが、こちらの方が画面が0.5インチ分広いですね。それでいて14,500円(税抜)という低価格を実現しています。販売ではDMMと組んでるのか。 今後は15,000円クラスのローエンドSIMフリースマホが一つのトレンドになりそうな気がします。スペックにこだわりのなく倹約したい人はそれらを買ってMVNOの格安SIMと一緒に使うと。 ならばキャリアと組んでいるメーカーはいよいよ厳しくなりますね。それとキャリアの中でも自社系格安SIMがないSoftBankは相当苦戦するでしょう。