Illustrator CS5に馴染めない…

私の本業はソフトウエア製品のGUIデザインおよびドキュメンテーション。なのでほぼ毎日2Dデザインワークの三種の神器(Adobe Illustrator、Photoshop、InDesign)を使います。

1年半ごとのお約束ということでAdobe CS5も早々にアップグレード版を導入して利用しているのですが、困ったことが一つ。Illustratorの座標です。CS4までとは上下の考え方が入れ替わってしまいました。

Illustratorでイラスト類を描く場合、数量指定によるオブジェクトの移動を多用することになるのですが、以前はマイナス値を指定すると下方向に移動していたのが、CS5では上方向に変更されてしまいました。InDesignと同じ考え方ですね。IllustratorはInDesignよりもずっと歴史の古いアプリですが、本格的な電子書籍時代の到来を見据え、その中核に位置づけるべきInDesignに仕様を合わせたのでしょう。下から上に書き進む言語はありませんので、下方向がプラスの方が自然です。

とは言え10年以上もIllustratorを使ってきた身としては、操作が体に染みついているため、ついつい昔ながらの数値を指定してはやり直す、ということを繰り返してしまいます。InDesignでは問題なく使えていたのでIllustratorが同じ考え方を採用すればすんなり馴染めそうなものなのですが、不思議なことにIllutratorとInDesignが不統一だった頃の方が上手く使えていました。

ひょっとしたら元の方式に戻す設定があるのかもしれませんが、まだ見つけていません。それに今後も考えると新しいやり方に慣れないといけないようにも思います。でも、そのときは随分先になるかも知れません。ああ、ストレスだ…。

ショップ主催のダイビングツアーについて考えてみる

私は20年近く某スポーツクラブに通っていて、そちらにはダイビングショップも併設されています。そのため、たまに馴染みの深いスタッフが同行するダイビングツアーに参加します。でも、その度に後悔するのですよね…。

スクールが主体の都市型ダイビングショップが開催するツアーの参加者は、どうしても半数ほどがビギナーかシニアになりがちです。例えば昨夏の与論島ツアー。関東各店舗からの参加者の最高齢が70歳の男性と聞かされ「うーん。でも体力ある人なら良いか」と思っていたところ、現地で関西店舗から80歳ぐらいのお婆さんが合流してきて…。

そのためか1ダイブは35分程度と決められていたようです。ただし、そういったメンバー構成だと誰かしらが潜行や耳抜きに苦慮してボートからのエントリに手間取ります。しかたなくアンカー下で待つこと5分から10分。もちろんアンカー付近の岩場には、さして生き物もいません。

そうして全員が海底に揃い、各自がOKサインを出せればようやく海の中を探索できるわけですが、ちょっと移動したら今度は会報紙やホームページに載せるための記念撮影。見晴らしの良い砂地か岩場に集まるのですが、それにも手間取ってこれまた時間をロスしてしまいます。

その上、移動開始から15分くらい経つと最高齢のお婆さんは早くも「上がりたい」のサインを出します。仕方なくチームは帰路コースに乗り、まもなく水深5mでの安全停止。どのダイビングもそんな調子で、まともに水中を見られたのは1ダイブあたり15分ぐらい。一つところにも5分と留まらないのでマクロ生物を探せるでもなく、あっけなく終了。まるで観光名所を足早に回るだけの味気ないパックツアーみたいな感じでした。

カメ
与論島と言えばカメ

何というか、この手のダイビングツアーは自主的に卒業しなきゃいけないのでしょうね。ショップのスタッフは商売です。目ぼしいツアーには必ず誘ってくれます。旅の一行に古株を混ぜておくと何かと都合がいいという面もあるのでしょう。スタッフが手いっぱいの時に代わりに未経験者をサポートしたり、各々が楽しかった海の経験を話して聞かせたりもできますから。でも、こちらとしては、あちこちの海を見てきて要求の水準が高くなっているので、ビギナー&シニアのお試しコースにつき合わされても欲求不満、消化不要が残るのですよね。

しかも、現地に赴くまでチーム編成は確定しなかったり、人員配分の都合でベテランとビギナーでは分けられなかったり、一隻のボートではビギナーに不向きな海域には行かれなかったり…。かと言って「経験本数200本以上かつ50歳未満限定」といった条件付きツアーでは、そもそも人が集まりませんし。

私の場合、スポーツクラブに汗を流しに行けば必ずダイビングのスタッフにも会います。そして顔なじみのお店の売り上げに貢献してあげたい気持ちはあります。そうやって地域経済を回していくべきでしょう。私もビギナーの頃にはお世話になりましたし。

でもなあ、そうは言っても需要と供給が合致しないことには…。

ダイコンを安く買う方法

UWATEC Old Aladin

以前はUWATECのAladinというダイブコンピュータ(上記製品のベルトなし。ゲージ埋め込みタイプ)を使っていたのですが、発売が20年も前の製品。無駄にデカくて邪魔なので電池切れのタイミングで買い替えることにしました。

新たに選んだ機種はMares Nemo Sport。曲線の滑らかさが私の好みに合致したから。

nemo sport

ただしお値段は当時8万円前後だったと記憶しています。貧乏な私には結構大きな額です。そこで迷わず個人輸入を。米国の販売店だと$400くらいで売ってましたので。

注文から到着まで数週間かかったものの、直後のパラオ行きになんとか間に合いました。当然、同梱されたマニュアルは英語なわけですが、残圧計の時とは違って水深がフィート/インチで表示されるといったことはなく、ちゃんとメートルの数字が出ますので特に問題なし。$225と手数料だか関税だかが3,000円ほどかかったけど当時のレートで計4万円くらいで収まりました。

海外流通モデルなので国内で電池交換ができるかは解らないえど、できないならまた同じやり方で買えばよかろうと。円高の今なら当時よりかなり安く購入できます。

あ、でも販売店で国内流通品を買った方が使い方のアドバイスなども受けられるので、冒険したくない人はそうすべきですね。

機材軽量化計画

多くのダイバーにとって悩ましいのが飛行機に預ける荷物の重量制限。例えば私がよく利用するフィリピン航空は一人20Kgまでです(有料のスポーツプラスに入会すれば緩和され流けど)。

成田発の往路は寛容でも外国からの復路は厳格というパターンは多々あります。一般的な機材一式は15Kg前後だろうから、プロテックス(8.4Kg)あたりを利用していれば簡単にオーバーしますね。超過料金を払うのもシャクなので、BCDをはおりレギュレータを首に巻いて「これはファッションだ」と言い張ってシートに座る…というのは昔先輩ダイバーから聞かされたジョーク。でも機材一式はなるべく軽くしたいところです。

と言うことで数年前、まずオクトパスを外しました。私のインフレータにはAir2を付けてあるので、他者がエア切れになった場合はレギューレータの方を渡し、自身はAir2から空気を吸うことになります。

次にゲージ。私が最初に買ったのはコンパス&残圧計&ダイブコンピュータが付いた大きめのもの。今でこそダイコンはリストタイプが当たり前だけど、私が潜り始めた93年頃はゲージのゴムカバー内に埋まっていたりしたものです。で、数年前、使っていたダイコンの電池が切れたのを機にゲージを残圧計のみのものに替えました。

購入に当ってはサイズが小さく見栄えが好みに合うものを探したところ、Cressi-SubのMini Pressure Gaugeを発見。

Cressi-Sub Mini Pressure Gauge

ただし、その時点では日本国内で流通していなかったので米国の販売店から個人輸入。貧乏性な私は時々この買い方をします。なにしろダイビング機材はアメリカで買うとけっこう安かったりするので。ちなみにこのときのMini Pressure Gauge(Mini SPG)は$74.99でした。

そして後日、届いた残圧計を見てびっくり。目盛りの数字に3000やら4000など見慣れない数字が…。

Cressi-Sub Mini Pressure Gauge US Model

どうやらPSI(立法インチ)という単位らしいのです。なるほど米国ではそれが当たり前なのでしょう。少し面食らったものの、違うのは単位だけなので気にせず使うことにしました。大まかに言うと3000psiが約200barなので1500psiが100bar、そして1000が70に相当。針がレッドゾーンに差し掛かれば50未満で要注意。これくらいが判断できれば事足ります。

なお、Mini Pressure Gauge(bar仕様)は後日、日本でも発売が開始されました。

オクトパスとゲージで合計1Kgぐらい軽くなったかな。意外に微々たる軽量化でした…。

iPad紛失!

今朝、通勤電車に鞄を置き忘れてしまうという失態を犯してしまいました。普段私は小田急線の新宿駅で降りるのですが、不運なことに今日乗った電車は新宿行きではなく千代田線直通多摩急行綾瀬行き。そのため代々木上原で小田急線に乗り換えたところで鞄を網棚に乗せていたことを思い出すも、既にドアが閉まった後。どうしようもありません。

鞄の中身はいまだ品薄なiPad。今これを失うとショックがデカいです。しかもパスコードロックは掛けておらず個人データも満載。とにかく心配です。「確かMobileMeを使ってデータのリモート消去は可能。iPadの場所も追跡できたはず。でも、誰かに拾われてしまえば帰ってくるかは怪しい…」などと考えつつ、新宿からJR山手線に乗り換えて原宿駅に。近接の千代田線明治神宮前駅の改札を通り、一応コンコースに降りてみるもダイヤ遅れの電車ストップなどという奇跡的な巡り合わせはなく、その電車は何分も前に行ってしまった後。もちろん急行に追い付く後続電車もないので駅員さんに相談したら新御茶ノ水駅で捜索してくれることに。15分ほど待ったところ発見の知らせが。そのまま千代田線に乗って湯島駅の事務所に出向き、無事鞄ごと回収できました。日ごろ多摩急行は強風などであっさり運休してしまうので、これまであまり良い印象はなかったのですが、これで千代田線がちょっと好きになりました。尽力してくださった千代田線の職員の皆さん、ありがとうございました。

それと日本に住んでて良かったと改めて実感した次第です。「所得税の累進性を上げたり法人税を下げないでおくとお金持ちや国際企業が出ていっちゃうよ」という意見もありますが、私なんぞは日本のこういった穏やかな暮らしやすさは税制優遇に張り合えるくらい結構な魅力だと思うのですがね。