今年のプロ野球は福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズ3連覇を達成しました。
ホークスの勝ちは予想していたものの1敗ぐらいはするかと思ったけど、4連勝で一つも落とさず。まあ、無理もないか。力量の差は歴然だもの。巨人軍はペナントレース中も5安打くらいの試合が多かったら。相手がライオンズだったとしてもきっと打ち負けていたことでしょう。
巨人軍はカープから丸を引き抜いたプラスマイナスのおかげでセリーグ内では優位に立てたけど、あのFA移籍が実現していなければリーグ優勝はなかったかもしれません。
そう、同じプロ野球でありながら、FAによる補強の比重が大きな巨人軍と、それを真似するものの輪をかけて補強下手なタイガースが所属するセリーグではチームバランスに偏りが出がちの運任せ。そういう特殊な球団がないパリーグに勝てないのも必然です。ホークスには金満のイメージがあるかもしれないけど、若手育成と外国人選手のスカウトには定評があるし、なにより今年のリーグ優勝はライオンズでした。
まあ、このままセリーグ、そしてプロ野球が低迷してもしかたがないところ。そもそもプロ野球は読売新聞が主導した事業体のようなものだったから、新聞、そしてテレビが過去のメディアとなリつつある今では必然です。フランチャイズ空白地を埋めて商圏を拡大するエキスパンションもやる気はないみたいだし。