今回のシパダンには仲間から借りたアクションカムを持って行きました。SONY HDR-AS15です。
目的は170°の広角でバラクーダやらギンガメアジの大玉を撮ること。シパダンの群れはパラオのそれよりもかなり大きいですからね。二日半の日程のうち1日はシパダンになると解っていたし。
結局、二日もシパダンだったけど…。
で、その動画ですが、見事に撮り損ないました。帰国してmicro SDをMacに挿してみたら1秒も保存されてなくて。でも自動撮影の静止画は撮れていたから撮影操作を誤ったわけではないようです。ミスったのは設定かな。だいたいスイッチは録画ボタンしかないのだし。
無理に休みを取って行ったため事前練習も出来なかったのですよね。まさかアクションカムなのに写真しか撮らないモードなんてものがあるとは思いもよりませんでした。これだったら素直にコンデジで撮るんだった…。
この辺りはアクションカムの難点ですね。特にSONY HDR-AS15は本体側面にモノクロ液晶が付いているだけなので録画の再生はできないし、カメラの動作状況も把握しづらいのですよね。液晶表示の意味も覚えてなかったし。
いかにもSONYって製品設計だ。パワフルなスペックにはこだわるけど、使いやすさへの配慮はお粗末だという。
これがGoProなら背面に液晶モニタをつけた状態でハウジングに入れられるのでカメラの状態にも気付けたと思うのだけど。アクションカムを買うんならやっぱGoProだな。
もっともシパダンで潜ったのは私にとって通算4、5日目。いつもと大差ない顔ぶれだったし、HDR-AS15の画質も確かめられたので、まあいいか。 で、僅かに撮れた写真はこちら。
写真は動画と同じフルHDの解像度(1920 x 1080)で保存されていて、このサイズだと解りづらいけど悲しいぐらいのザラッとした画質です。話に聞いていた通り、やっぱアクションカムの水中撮影画質は大したことないですね。
「セノーテみたいに極端にクリアな状況でもなければ、ダイビングの動画目的には向かない」ってのが結論です。それでも像が動いていれば、そこそこ見栄えはするのだろうけど。
ちなみに2年前にコンデジ(同じSONYの)で撮ったシパダンの動画がこれ。画角は狭いけど画質の面ではこっちの方が有利です。