実はこのblogのアクセス解析を見ると、水中撮影用のデジカメとハウジングのネタが人気だったりします。検索エンジン経由で辿り着くようです。確かに、その手の情報は少ないですからね。
水中撮影関連の疑問や相談事があれば、新宿西口のアンサーというお店で相談すると的確なアドバイスを貰えますよ。
私がセブに行っている間に新しいミラーレス一眼カメラが登場していました。Pentax Q7です。
Pentax Qシリーズは「レンズ交換式コンデジ」とでもいうべきカメラ。前モデルのQ10のイメージセンサーは1/2.3インチで「普通のコンデジ並」だったけど、今度のQ7は1/1.7インチなので「各社の上位コンデジ並」。私としては「ようやく評価対象に加わってきた」という感じかな。
一般的にセンサーサイズは画質に比例、より大きい方がクオリティの高い写真が撮れます。 なお、 SONYやCanonには、さらに大きいセンサーを搭載した最上位機もあります。
Pentax Qシリーズの利点はもちろんレンズを交換できるところ。残念ながらマクロレンズはまだないけど、フィッシュアイレンズ(画角170°)が用意されています。
そしてQ7はフルHDの動画(1920×1024, 30fps)も撮れます。音声はモノラルだし、クオリティまでは解らないけど。 ということは、かねてから私が欲しかった「フィッシュアイ動画撮影が可能なカメラ」の有力候補になりえます。
画質はせいぜい上位コンデジ並だとしても、湾曲したフィッシュアイ画角が得られれば、楽しい動画が撮れますよね。これでギンガメやバラクーダのトルネードに突っ込んでみたいなぁ…。
価格もカメラ本体とフィッシュアイレンズで5.5万円程度(Amazon価格)。こちらも上位コンデジ並です。
対抗は矢継ぎ早のモデルチェンジで値崩れが激しいLUMIX DMC-GF5とLUMIX G FISHEYE 8mm/F3.5 H-F008の組み合わせですが、8万円を超えてしまいます。
あるいは同じく値崩れしたSONY NEXとSAMYANG 8mm F2.8 UMC Fish-eye(韓国メーカー製レンズ)という組み合わせもあり得ますが、6万円は下らないようです。
ただし、Q7専用の水中ハウジングはないので特注することになります。サンコーレアモノショップあたりが企画・開発して2万円ぐらいで売ってくれると嬉しいのだけど。
冒頭で紹介したアンサーに相談すれば、懇意のプロモファクトリーに「レンズポート一体型フロントパネル交換式」のハウジングを開発してもらえるかも。需用次第ですが「コンデジ並に小さいミラーレス」には、一定の人気がありそうな気がします。
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