Adobe税の時期が巡ってきた

Adobe CS6のイメージ画像

Adobe Creative Suite 6が5月11日から発売になりますね。さすがはソフトウエア界のコングロマリット。またぞろ手広く製品を拡充してきました。

Adobe CSは私にとってもメインの仕事道具なのですが、毎度このタイミングは悩ましかったりします。何しろAdobeはけっこう大きなバグを直さないまま新しいバージョンを投入してくるし、新バージョンでもそのバグが直ってなかったりするので…。

ちなみに私が個人で所有しているのはCS4 Design Premium。同じ位置づけのDesign & Web Premiumへのアップグレード代金は119,000円。会社で購入してあるのがCS5 Design Standardなので94,000円(Design Standard→Design Standard)。会社の方は自己負担ではないにしろ、決して安くない買い物です。

他にも月額5,000円のCreative Cloudという手がありますね。すべての主要製品の最新版が使えて年間6万円、2年間で12万円とCS4 Design Premiumからのアップデートとほぼ同額(しかも既存バージョンのユーザーは初年度3,000円/月とのこと。ならば2年間で96,000円)。Adobeとしてはこちらに多くのユーザーを動員したいでしょうね。アップグレードをスキップされることがないから。

でもなぁ、Creative Cloudにしてしまうと、将来的に契約を止めたら一切使えなくなっちゃいますよね。仮に1年後「仕事で使うことは無くなったけど、たまに趣味でPhotoshopを使いたい」なんてことになっても契約を止められないわけです。

私はバリバリのグラフィックデザイナーでも多才なマルチクリエイターでもないので、もはや使うアプリと機能は限られているのですが、だからこそIllustratorの64bit化によるパフォーマンスの向上といった基礎的な進歩には心引かれるものがあります。

他にもFireworksのCSS3作成やFlash Pro→HTML5出力なんかも楽しそう。CS6は今どきの目ぼしいトレンドの足並みが揃った節目のバージョンっぽいので、ここはバージョン上げとかなきゃなんないかな。

てなわけで今のところパッケージ版を購入するって方向に心が動いています。ただし、2年と言わず4年かそれ以上は引っ張るってことで…。

最後に、気になったのでSKUごとのデスクトップアプリをまとめてみました。Creative Cloudはこの他にも特典があるようです。

Adobe CS6 アプリ一覧

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