年歳の瀬になってFisheyeのサイトにNauticam製SONY NEX-7用とNikon 1 V1用の水中ハウジングのページがアップされました。
NEX-7用の方は海外の水中写真系サイトでちらほら見かけていたものの、V1用は私は初めて見ました。共に1月25日発売となっていますが、まあNauticamのことなので数ヶ月遅れるでしょう。
気になるV1用水中ハウジングの仕様ですが、アクセサリーポートから発光信号を横取りするのではなく、カメラに装着した外付けストロボ(スピードライト)の光をスルーさせるようです。筐体が大きくなるものの、コストが増す余計な回路や発光部を増やさない判断をしたようで。そのためハウジング単体でも接写なら外部光源なしで撮れますが、この通りデフューザー(拡散版)はやたらと大きくなってしまいました。
まあそれ以外はいたって普通の造りですね。ビューファインダの窓も液晶モニタ用との一体型。マスク越しにちゃんと覗けるかは解りません。
かつては「水中カメラといえばNikon」だったのでNauticamがV1用の水中ハウジングを出すのは予想通りでしたが、果たしてそれが報われるかは疑問です。なにしろ対応レンズがまったく出そろっていないので。マクロレンズが追加される頃には後継のV2が発売されているなんてことは十分にありそうで…。
対応水中ハウジングが出るといってもV1は現時点ではダイバーにはちょっと勧め難いカメラです。