シパダンの海が遠くなってしまった…

昨日、マレーシア航空が羽田⇔コタキナバル直行便の運休を発表したことで、来年のダイビング計画に狂いが生じてきました。かなり先だけど7月11(水)~16(月・祝)で仲間を引き連れてシパダン・カパライリゾートに行こうとしていたのですが。せっかく10人も集めたのに…。

羽田発ツアーなら4泊6日の実質5日間、祝日を含めれば平日を二日休むだけで行かれて参加者を集めやすかったのが、一転してツアーを組むことすら難しくなりました。

とりあえず馴染みの旅行社に同じ日程で代替プランを提示してもらったものの微妙な感じです。

元々のプラン 代替プラン1 代替プラン2
利用航空会社 マレーシア航空 マレーシア航空 シンガポール航空&マレーシア航空
7/11(水) 23:35 羽田空港に集合 08:30 成田空港に集合 22:30 羽田空港に集合
10:30 成田発
16:45 クアラルンプール着
19:00 クアラルンプール発
21:35 コタキナバル着
ホテル泊
7/12(木) 01:35 羽田発 06:00 ホテル発 00:30 羽田発
06:20 コタキナバル着 06:55 シンガポール着
07:30 コタキナバル発 08:20 シンガポール発
08:15 タワウ着 11:20 コタキナバル着
陸路でセンポルナ港へ移動 13:15 コタキナバル発
スピードボートでリゾートへ 14:00 タワウ着
11:00 リゾート着 陸路でセンポルナ港へ移動
チェックダイブ&1ガイドダイブ スピードボートでリゾートへ
セルフダイブ 17:00 リゾート着
リゾート泊
7/13(金) 3ガイドダイブ チェックダイブ&2ガイドダイブ
セルフダイブ セルフダイブ
リゾート泊
7/14(土) 3ガイドダイブ
セルフダイブ
リゾート泊
7/15(日) 3ガイドダイブ セルフダイブ
セルフダイブ 2ガイドダイブ

13:30 スピードボートでセンポルナ港へ
陸路でタワウ空港へ
14:30 センポルナ港着
16:00 ホテル着
リゾート泊 ホテル泊
7/16(月祝) 09:30 リゾート発 AM ホテル発
スピードボートでセンポルナ港へ
陸路でタワウ空港へ
12:00 タワウ着 タワウ空港着
14:40 タワウ発 08:55 タワウ発
14:40 コタキナバル着 09:45 コタキナバル着
16:35 コタキナバル発 17:35 コタキナバル発 13:25 コタキナバル発
23:05 羽田空港に帰国 20:05 クアラルンプール着 15:35 シンガポール着
23:30 クアラルンプール着 21:30 シンガポール発
7/17(火) 07:40 成田空港に帰国 05:15 羽田空港に帰国

元々のプラン通り3日半潜ろうとすると、クアラルンプール経由なら必要な休暇日数が1日半増えてしまいます。帰国後、手荷物受け取りなどを経ると成田空港から出発できるのが9:00ぐらい。その足で午後出社パターンでしょうか。

もう一方のシンガポール経由だとさらに強行軍。しかも潜れるのは二日半に減ります。往路、飛行機3便を乗り継いだ上、車とスピードボートでその日の内にリゾート着。7/15(日)は機材を乾かす時間を考えると、がんばっても早朝セルフ&2ボートダイブ。そうして7/16(月祝)にはまた飛行機3便を乗り継いで帰国の途につくも羽田到着は火曜日の早朝ですか。空港内でシャワーを浴び、その足で都内の会社なら直行できなくもないけど…。

いずれにせよ実質5日間にすっぽり収まっていた羽田-コタキナバル直行便ツアーに比べると使い勝手がいちじるしく見劣りします。上記の他にももう何通りかのプランが考えられるものの、大きく有利になることはなさそう。

この件は仲間の一人の「水上コテージ!!」というリクエストに応えたもので、ぜひ希望を適えてあげたかったのですが、頼みの直行便が無くなってしまっては…。

もちろん休暇を融通できれば解決するのですが、彼女にとってはそれが難しいのだそうで。まいったなぁ。

practice, practice, practice

我ながらこの一年弱でずいぶん水中写真が進歩したと思っています。画質の面ではSONY Cyber-shot HX5VをNikon D7000に持ち替えたことが大きいのですが、絵づくりの面では動物園での練習の成果が出たのだろうと。

私は天気のいい休日にちょっと時間が空いたら多摩動物公園に向かうことにしています。そしてウォーキングがてら写真の練習です。こないだの日曜日も半袖Tシャツ姿で写真を撮っていました。気温が10℃以下でも日が照っていて風がなければ体感温度は十分なので。

そうして撮った一枚がこちら。

大あくびするアムールトラ
ひなたぼっこ中のアムールトラ

撮りたいものを見つけたら、どういう絵面にしたいかを考えてポジション取り。あとはカメラを構えて決定的瞬間が来るのを待ちます。でも要点はそれぐらい。写真の上級者はどうか解りませんが、私のレベルならこれだけで十分な練習になります。

水中写真のためだからと水族館に出向く必要はありません。水族館の光は不自然なので、むしろ写真の練習には不向きです。

カメラもコンデジで十分。要は自分の思い通りにならない生きものの印象的な構図を考え、動きを予想しつつ決定的な瞬間を待って撮る感覚が身に付けばいいわけで。そして陸上での上達は水中でも活きてきます。

マルガザミ

私は甲殻類が好きです。見るのも食べるのも。 こちらはマルガザミ。

マルガザミ
お風呂に浸かるようにイソギンチャクの触手の根元に潜んでました

ガザミ(ワタリガニ)って美味しいですよね。どこの海にもいて、そこそこのサイズがあるし。 でもマルガザミは体の幅はせいぜい20mmぐらい。腹のたしにならないので食べないであげよう。