SOLAライトが一新!

Light&Motion社(日本の代理店はSea&Sea)のSOLAライトシリーズがリニューアルされたようです。旧製品を買ったばかりの人はちょっとショックかな。この時期に新たにギアを買いたい場合、ベテランダイバーなら毎年DEMA Showまで待つところですが、ビギナーはそのあたりの事情は解らないでしょうね…。

さて、まずはビデオライト。7月のマリンダイビングフェアでも参考展示されていたSOLA 4000Vが正式に発売されました。$1,599だそうです。他はすべて同じ形ですが、こいつだけはサイズ・性能・価格すべてが別格です。

Sola 4000V
SOLA 4000V
Sola 2000V & 1200V
SOLA 2000V(左)/1200V(右)

また、従来のSOLA 1200に替わる形でSOLA 2000V($899)とSOLA 1200V($699)が登場しました。

次にフォトライト。SOLA 1200P($699)、SOLA 800P($499)、SOLA 500P($299)のラインナップに変わっています。

Sola 1200P, 800P, 500p
SOLA 1200P(左)/800P(中央)/500P(右)

そして新たなカテゴリとして「ダイブライト」が追加されました。SOLA 1200D($699)、SOLA 800D($499)、SOLA 500D($299)です。

SOLA 1200D(左)/800D(中央)/500D(右)
SOLA 1200D(左)/800D(中央)/500D(右)

なんかスペック的に重複が多く悩ましい感じですが、ルーメン数は同じでもシリーズごとに照射角やLED構成、付属品が違うはずです。例えば赤色LEDはフォトライトの上位2機種のみですし、鮮やかなライトブルーが印象的なダイブライトにはガングリップやリストバンドが用意されています。買うなら自身の利用目的を見極めて最適な機種を選ぶ必要がありますね。

差し当たり私はライトは間に合っているので買うことはなさそう。私がライトに求めるのは光量よりも軽さ。あまり明るいとピグミーシーホースは顔を背け、エビは逃げますし、スペック表からは水中での重量が解らないものの今ターゲットライトに使っているINON LE-250よりは重たいでしょうから。

それにバッテリ内蔵型というところにも一抹の不安が。今のところSOLAライトの飛行機持ち込みが空港で止められたという話は耳に入ってきませんが厳密には航空安全規定に抵触しています。これまで黙認されていたものの、ある日、他のバッテリ内蔵ライトが飛行機内で発火事故を起こし、以降とばっちりでもって一律取り締まられるようになる可能性も否定できないわけです。取り締まりが気まぐれな海外から帰国する際、前回大丈夫だったからとスーツケースに入れていたら知らぬ間に抜き取られて、替わりに「没収しました。安全規定へのご協力感謝します」などという紙切れが入っていた日には呆然となりますし。

ま、このライトは機内持ち込み手荷物にするのが良いのでしょうね。物言いがついてもメーカーが用意している証明書の紙切れを見せたり、「この通り、すぐにOFFに出来る」といった具合に交渉の余地もあるので。