Appleには泣き寝入りを強いられるのか…

Mac App Storeの購入のキャンセル要望に対してAppleからの連絡はありません。Mac App Storeの母体(?)であるiTunes Storeは原則返金に応じないようですし、この手の問い合わせは無視なのでしょうかね。せめて「規定なので返金はできません」のメールをよこしてくれてもよさそうなものですが。Mac App Storeの問い合わせフォームが新設されていたので、そちらから送り直してもみたものの状況は変わりません。

で、あれから状況を振り返って見たのですが、原因の所在がよく解らなくなってきました。

Mac App Storeが1クリックによる予期せぬ購入を誘発しやすい構造なのは間違いありません。あちこちで話を見聞きしますので。ただ、私はあまり使ったことがなくて知らなかったのですが、iTunes Storeもほぼ同様の仕組みのようで。だとすると膨大な数のユーザが使ってきた実績があるのですよね。Mac App Storeのサインインには《パスワードを保存する》の設定がないといった差異は見受けられますが…。

それに、受注側からすれば偶然であれ何であれStore上の《購入する》がクリックされたら発注扱いにせざるを得ないのも理解できます。でも、1クリックは便利な反面、アクシデントも起こりやすい方式。Macアプリは音楽やiPhoneアプリよりも高価な場合が多いのですし、直後なら購入のキャンセル(履歴の取り消しとアンインストール)ができるような仕組みを盛り込むなど、配慮してくれてもよさそうに思います。

と言うか、もっとオーソドックスに《毎回パスワードを訊ねる》の設定を設けておいて、不要な人はOFFにして1クリックを有効にするという方式が妥当ではないかと。じゃないと、これから初めてiTunes StoreなりMac App Storeを使う人が痛い目に遭う可能性が高くなってしまいますよね?