スプリングフィンストラップの難点?

先日、Jet Fin REVOのストラップをスプリングタイプに交換し、ボートダイブではその使い勝手の良さに喜んでいたのですが、昨日宇佐見の大崎で潜ったときにちょっとした難点というか不向きな利用シーンを発見しました。足場が不安定なところでは履きづらいのです。

これが樹脂製の通常ストラップなら、あらかじめ底面側にめくっておくとフィンのブーツポケットが全面露出するため足を差し入れやすいのですが、スプリングフィンストラップはブーツポケットに封をするかのように接続されています。

Jet FIn with Spring Strap

しかもけっこう固いバネなので、まずはブーツポケットの穴を確保すべくストラップをずらし、足先を奥まで差し込めたらバネをアキレス腱のあたりにセットするという一連の動作が難しいと感じました。安易に足を差し込もうとしても阻まれてしまいます。

ひょっとすると使い込めばバネが多少柔らかくなって自由度が上がるのかもしれませんが、当然私のはまだその段階には達していません。

ちょっと握力がいりますが、バネも底面側にめくっておくことはできます。ただし、ポケット付近を握ることになるため、フィン先やサイドを持って履くときよりも近くまで足を引き寄せなければならなず、これはこれでバランスを欠きやすそうです。

よって足場が悪かったり波が打ち寄せているビーチエントリの場合は、一人で頑張ろうとはせずに大きめのカメラは他者に持っていてもらい、常に両手を空けてから履くようにした方が良いと思います。