
7月24日(木)、アメトーーク『ド田舎芸人』が放送されました。
アメトーーク、近年は芸人の内輪ネタに終始する回も多くてあまり見なくなったけど、今回はどぶろっくが出てるので見てみました。何しろ私の実家があるのも佐賀県三養基郡基山町だから。ちなみに基山町出身の有名人は他にも原泰久氏(キングダムの作者)、巨人軍の長野外野手、ソフトバンクホークスに移籍した濱口投手らがいます。
で、番組を見た私の感想は「どぶろっくがド田舎を主張するのはおこがましい」です。「ずいぶん背伸び(?)してるなぁ」と。
いや、もちろん基山町は大して栄えてないし、平地は低層の住宅と田んぼばかりだけど、その一方でマックスバリュやスターバックスが町内にあり、大手コンビニも点在しています。そして快速が止まるJRの駅から博多まで25分。しかも車で15分圏内には以下の商業施設も。
つまりは典型的なベッドタウンで、近隣までちょっと足を伸ばせば大抵のものは手に入る立地です。
また、コカ・コーラボトラーズジャパンや伊藤ハムの工場などもあるので、雇用の地にもなっていて、人口も微増中。
野生動物なんてまったく見かけないし、これでド田舎と主張するのはどうかと。
そもそも「ド田舎」の一般的なイメージは「市街地から遠く、自然豊かで人口が少ない場所」ではないかと。第一次産業が主で、商店にしても知らない名前の個人経営のお店が少数あるぐらいの。
でも基山町はそんな感じではないので、どぶろっくは「偽装ド田舎芸人」ですね。田舎度エピソードも弱かったし、員数合わせに呼ばれたのかな。「佐賀ならド田舎で通じるだろう」と。そこそこ売れてる芸人じゃないと番組企画が成立しないから。
