先日の帰省旅で楽しみにしていたのが古湯・熊野川温泉を訪ねること。そう、佐賀県には嬉野や武雄の他にも温泉地があります。中でも古湯(ふるゆ)は2200年ほど前に徐福が発見したという伝承がある、斎藤茂吉、青木繁、郭沫若といった文豪ゆかりの湯治湯です。
今回、訪れたのは『古湯温泉 ONCRI/おんくり』。日帰り温泉利用にも対応した湯治リゾートホテルです。でも私は宿泊ではないため無料送迎は使えず路線バスで行くことにしました。
佐賀駅隣接のバスターミナル2番のりばから古湯温泉行きのバスに乗車。日曜日のお昼だったけど、ご年配の乗客でバスは超満員。でも10分弱走ったSAGAサンライズパークでごっそり降りていったので何かイベントがあったのかな。
その後は座席に座れたので45分ぐらいののんびりとしたバス旅。途中、見覚えのある風景が。昨年、與止日女神社を参拝するためにレンタル自転車で走った道をなぞっていきました。
そうして與止日女神社近くの鉄橋を渡ったところで右折して北上。天河橋というバス停で下車したら徒歩数分でONCRIに到着。
丘の上に建つONCRI、建物は綺麗だし、実に快適な施設でした。サウナの他にも箱に収まって頭だけを出す蒸し風呂があり、水風呂は斜面の渓谷側に作られていて自然豊かな景色を楽しめます。
お風呂の泉質は嬉野や武雄のような化粧水みたいな感じではないけど、やはり美人湯と呼ばれていて、温度が低めでゆっくり浸かってリラックスできます。
そんなわけで、機会があればまた訪れたいものです。
有名人の方々は宿泊して、喧騒から逃れる隠れ家的に利用するのもいいでしょう。