滝川クリステルさんの五輪招致プレゼンでの「おもてなし」がちょっとしたブームになりかけてます。
で、おもてなしと言うからには来客に東京での滞在を堪能してもらわないと。さしあたりやるべきなのが「飲食店の完全分煙」。食事している側で誰かがおもむろにタバコを吸い始め、臭いがただよってくると、もう料理が台無しだから。
猪瀬知事は愛煙家らしいし、以前は問題発言(※)もしてたけども、他ならぬオリンピックのためです。喫煙率が日本よりも低い国からの来訪客を大勢迎えてもてなすからには、それぐらいのことはやってもらわないと。東京がアピールしたいことの一つは「世界一美味しい料理が食べられる都市」なのだろうし。
※ 猪瀬氏、かつて東京の地下鉄が禁煙化された際には全国ネットのテレビ番組で「こんなことじゃ自由がなくなる」と言い放ちました。「だったら駅でタバコを売るな」とか「駅にもちゃんと喫煙室を設けろ」なら解るけど、彼にとっては社会の規範よりも自身の欲求の方が重要なようで。今では多少スタンスも変わったかな?
基本は「分煙か禁煙」の二択でしょうね。それも席を分けるだけの分煙ではダメ。喫煙ルームを作れない小規模店舗は必然的に禁煙になります。それを都の条例で決めてしまうと。神奈川は先行しているから、他の東京圏の各県にも働き掛けましょう。
まあ、それだとハードルも高そうなので百歩譲るなら「ポリシー表示の義務化」でしょうか。店内が禁煙でないお店は入り口の側に「分煙」「分煙風(席を分けただけ)」「ランチタイムのみ禁煙」「喫煙可能」といった表示を義務づけ、怠ると罰則を設けるという感じの条例。統一マークと複数言語による説明文なんかも必要です。
そうやって「てっきり禁煙だと思って入って安心して食べていたら、隣の客がおもむろに吸い始めた」なんて思いをしなくて済むように、おもてなししてもらわないと。