インドネシアの自販機

レンベからの帰路、マナド空港の待合室で、連れの一人が手元に余った20,000ルピア札をどう使うか考えていました。20,000というと大金に聞こえるけど約200円です。

そうして見つけたのがこちらの自動販売機。

インドネシアの自動販売機

海外でこの手の自販機は珍しいですよね。

私の過去の経験ではサイパンでコカコーラの自販機を見かけたぐらいです。まあ、外国でも都会の方に行けば違うのでしょうが、私はダイビングリゾートにしか行かないから。

ディスプレイされたビンタンの缶ビールがちょうど20,000ルピア、ポカリスエットが10,000ルピアです。コインの投入口は塞がれています。

まあ、ここでお札を使い切るのが無難。カフェで飲み食いするとルピアのお釣りが増えかねないし。

てなわけで20,000ルピア札を投入してビールのボタンを押したものの反応なし。どうやら売り切れのランプ表示機能はないようです。

ならば返却をとレバーを回してもお札が戻ってきません。自販機には「不具合があればこちらまで」の張り紙がしてあるので、交渉して返金してもらう必要があるのでしょう。でも交渉は面倒です。要件をうまく伝えられるかも不安だし。

見ると自販機の最上段のボタン4個は缶飲料だけど、それ以外のボタンはカップコーヒー(1杯5,000ルピア)だったので、代わりにコーヒーを4杯買うことに。

しかるべきボタンを押して数十秒待って出てきたのは薄い茶色のお湯。コーヒーのパウダーも切らしているようです。それでいてお湯は注がれているという。

まあでも、ちゃんとコーヒーが出てくるボタンも見つかったので、3人で一杯ずつありつくことができました。めでたしめでたし…?

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