買うと後悔しそうなWindows 8搭載機

昨日は新しいiPadとMac、そしてAmazonからもKindleの国内販売が発表されました。

そして今夜0時を回るとWindows 8の販売が解禁されます。秋葉原あたりではカウントダウンイベントが開催されるのだとか。でも今回は事前にRelese Preview版やRTM版(利用期限がある他は製品と同じ)が出回っているわけで、いち早く手に入れたところでどうなるわけでもないというのに。まあ、暇なお祭り好きには良いでしょう。

さて、各社からWindows 8搭載機が続々と発表されていますが、ここでは買うと後悔しそうな機種の見分け方を書きます。私も別に関係各社に恨みはないものの、知り合いが買って後悔するといった事態は避けたいので。

まず、「タブレットにもなる」という宣伝文句の機種は私は買わない方がいいと思います。タッチパネル方式の液晶モニタがキーボードから外れたり、キーボードを回転させるとタッチパネルの土台になったりするやつですね。ギミック的には面白そうですが、二兎を追う者は一兎も得ず。タブレットにもなるWindows PCとは、要するに「Windows PC並に重たくて、バッテリーの減りも早いタブレット風のやつ」なので。タブレットとして使おうにも、その恩恵はほぼ受けられないだろうと。

よってWindows PCとしての面に重きを置くなら、旧来通り据え置きで使うことが前提の機種を選んだ方が無難です。いたって普通の形をしたラップトップ(日本で言うところの「ノート型」)を選ぶのが妥当かと。

次に要注意なのがWindows RTを搭載した機種。日本未発表のSerfaceなんかがこれに当たります。こちらの注意点は、「Windows」の名前を冠しているものの昔ながらのWindowsアプリは動作しないこと。日本語入力のATOKすら使えません。動くのはMicrosoftが新しく用意したOfficeや、新たにModern UI向けに開発されたアプリだけです。手持ちのWindowsアプリ類を使いたい人は買ってはいけません。

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