私はINONのクローズアップレンズUCL-330とUCL-165M67を携えて海に入ります。そして先日のリロアン(マクタン島に近い方の)ではカニハゼ(体長約50mm)で撮り比べてみました。
素の状態の105mmマイクロレンズ(マクロレンズ)ではワーキングディスタンス(レンズ端から被写体までの距離)が20cm以上必要です。言い換えると20cm以内に近寄ったらピントが合いません。よって長距離撮影用ですね。
そこでUCL-330を装着すると10cmぐらいまで寄れるようになります。それでいてピントが合う距離も前後数cmの幅があるので非常に使いでがいいです。中距離撮影用。多くの場合、私のデフォルト構成です。
そしてさらに近寄りたい場合はUCL-330からUCL-165M67に換装します。これだと5cmぐらいまで寄れるもののピントが合う範囲も前後約1cmに限られてしまうのでシビアです。短距離撮影用。
訂正:
ここに書いているUCL-330関連の話は間違っているようです。後日確認したところ、105mmマイクロレンズとUCL-330の組み合わせでは、焦点距離を縮める効果はほとんどなさそうなので。
よってUCL-165M67か、もしくはUCL-165M67+UCL-330を組み合わせで使えってことですね。