Panasonicがミラーレスカメラの新製品『LUMIX DMC-GF5』を発表しました。前のモデルのGF3は昨年7月の発売だったので、9ヶ月でのモデルチェンジ。その前の6ヶ月よりは長いけど、このコンパクトデジカメよりも短いサイクルはどうなんだか。
いや、一般ユーザーは歓迎でしょう。最新設計の新機種を買うも良し、世代交代で安くなる旧機種を買うも良し。
でも困るのが水中ハウジングのメーカー。寸法とスイッチの場所が同じだったら良いのですが、GF3→GF5では高さが0.5mm減り、厚みが4.3mm増えています。高さはともかく厚みに関しては設計しなおさなければなりません。もちろんハウジングのケースの外側のスイッチ類にも微調整が必要でしょう。
Panasonicは相変わらず水中ハウジングメーカー泣かせ。まあメーカーの方は同社の矢継ぎ早の新製品投入を見越していて、もはや受注してからの生産という流れで対処しているはずですが、ようやく製品を市場投入して、いよいよ収穫の時期と思ったそばから、また次の製品の開発を余儀なくされるわけです。