Appleが本日1月19日(日本時間の明日)、教育関係の発表会を行うようです。これが様々な憶測を呼んでいます。
思い起こせばApple IIの頃からAppleと教育分野の繋がりは強固でした。Macのシェアがジリ貧だった頃こそ主役の座をWindowsに明け渡したものの、今やMacBook AirとiPadによって見事に返り咲いた感じです。
さて、Appleが発表するのは何でしょうか?現在でもiTunes Uを通じて350,000以上の教育リソースを利用できるので、あり得そうなのはやはり教科書の電子化支援かと。こんな感じかな。
- 教科書ビューワ
- 教科書データフォーマット
- 教科書オーサリングツール
- 教科書ライブラリ
教科書ビューワはiPad(iPhone、iPod touch)およびMac(あるいはWindowsでも)で普遍的に読めるアプリになるでしょう。加えてiCloudを通じて、しおりや書き込みを同期できるようにもなるかな。視覚障がい者向けのテキスト読み上げ機能も付くでしょう。
データーフォーマットはおそらくePUB3でしょうが、Appleのことなので独自の拡張を施してくるかもしれません。
そして注目なのはオーサリングツール。教科書に限らず電子書籍作成用の定番ツールはまだないので。pagesの発展版、あるいはkeynoteををベースにしたHyperCardの再来でしょうか。
そして世界中の教科書リソースの販売や貸し出しを集中的に取り扱う図書館機能をiTunes内に設けるのではないかと。
まあ、簡単に想像できるのはここまで。Appleの考えはまったく違っているかもしれません。ともかく明日の朝のお楽しみです。