イソギンチャクモドキカクレエビの写真。
このエビも撮るのが難しいですね。見通しの良いところにじっとしていてくれればいいのですが、指示棒でうまく誘導してもすぐさまヒダヒダの影に隠れてしまいます。
おまけにアカホシカクレエビ類ほどではないにしろ、体に透明パーツが多いので、カメラのオートフォーカスではピントが甘くなりがちです。
かといってマニュアルフォーカスのピント合わせを待ってはくれません。こういう被写体を撮るときは被写界深度の深いコンデジに戻りたくなります。Canon PowerShot S100を使ってみたいなぁ…。
隠れたエビを指示棒で引っ張り出すためにはカメラから片手を離さなければならず、手頃なポジションに来た瞬間を狙って撮影体制を取ろうとすると隠れて…。
いや、方策がないわけはありません。マニュアルフォーカスでピントを決めたらそのままロックして左手で指示棒を使います。そしてシャッターチャンクが来たらシャッターを切ります。その間はピントが外れがちになりますが、そこは自分自身が前後して調整すると。
理屈は解ってるんですがね。なかなか上手くいきません。やっぱ誰かに手伝ってもらうのが良さそうです。