フィッシュアイのblogにOLYMPUS E-PL3と専用水中プロテクタ(ハウジング)のレビューが載りました。
気になっていたレンズポート周りの4個のLEDライトですが、その光量はフォーカスライト程度とのこと。ならば外部光源なしでウミウシに目一杯寄って撮るなんてことは難しいかも。撮れるけど暗いとか。だとすると残念だなぁ。このプロテクタは拡散版が付いていて内蔵フラッシュ(外付けだけど…)の光を通す仕様ですが、被写体に近づきすぎるとフラッシュ光がレンズポートにケラレるはずですし。
いや、そもそもこのプロテクタの対応レンズは14-42mm標準ズームレンズのみらしいので、そのようなマクロ指向というわけでもなさそう。もちろん前面の67mmネジ径にクローズアップレンズを付ければマクロっぽい撮影はできますが、そもそもスームレンズ+クローズアップレンズならコンデジと大して変わらないような…。その使い方なら同じOLYMPUSのXZ-1の方がよほど簡便でしょうし。
それに、そういうことだったらプロテクタには最初から交換レンズポートも用意しといてくれないと。他のレンズを使いたい場合はLED4個付きの手の込んだ作りのレンズポートが無駄になるわけで。
いや、そもそも水中でLEDのフォーカスライトを使うのは被写体までせいぜい50cmかそこらの距離の撮影時のみでしょう。ならば以下の2種類のレンズポートを選べるようにしてくれればいいのに。
- 14-42mm標準レンズ用レンズポート(LEDなし)
- 45mmマクロレンズ専用レンズポート(LED付き)
自社で用意するのが厄介ならレンズポート別売にしてサードパーティに補完を任せても良いのだし。これとかこれみたいな。
マリーンプロダクトの清水さんはこの仕様でいけると判断したのでしょうかね。それともメーカー側が「レンズポートは1種類で…」と押しきったとか?
個人的にはちょっと納得がいかない仕様でした。