小宮山厚労相のたばこ増税案は迷惑だ

小宮山洋子厚生労働大臣が年100円ずつのたばこ増税の案をぶち上げました。健康対策と言いつつも実際は「吸わない側の怨念」でしょうね。小宮山氏は以前からたばこ増税の必要性を訴えていたので、厚生労働大臣に任命されたことでいずれこの話が出るとは思っていましたが、さっそくですか。

私も吸わないのでたばこ税は目一杯上げてもらっても一向に構いません。常々マナーをわきまえている良心的な喫煙者には気の毒ですが、歩きたばこをはばからないような連中への逆風が強まるのは大いに好ましいと思います。悪質な喫煙者はたった一人でも周りの大勢に嫌な思いをさせますし。

ただし、民主党議員全般に言えることですが総じて発言が不用意。ただでさえ野田総理は「増税がしたくてしたくてしょうがない人」と見られているわけで、皆が増税先行を警戒している中で軽々に発言しようものなら本来は通る法案も通らなくなります。その意味で小宮山厚労相のたばこ増税案はありがた迷惑です。もっと周到に事を運んでくれないと。

そうそう、ダイビング業界には喫煙者がけっこう多いですね。何かを吸うのが癖になっているのでしょうか。もちろん喫煙は個人の自由ですが、職業的には考えものです。喫煙は血管を収縮させるため血行が悪くなって寒さにも弱くなるので。無類の暑がりの私としては、ガイドが寒いからとファンダイブを早めに切り上げられては敵わんですし。

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