つまんない政治関連の書き込みが続いたので軌道修正。楽しいスクーバ・ダイビングのお話を。
正直、これには意表を付かれました。私も使っているNauticam(ノーティカム)製ハウジングの新製品は順当に考えてCanon Eos Kiss X5用だろうと踏んでいたのですが、意外にもOlympus PEN Lite E-PL2(通称PEN Lite 2)になるようです。昨日付けでフィッシュアイのサイトにバナーが表示されていました。
なぜ意外だったかといえば、PENには純正のハウジング(防水プロテクタ)があるため。希望小売価格も71,000円(税込74,550円)と安価です。
いや、でもNauticamは良いところに目を付けたのかも。と言うのも純正のハウジングはボディ部分とレンズポートが一体成型で、ズームレンズもマクロレンズも同じ大口径のレンズポートを使うことになるからです。
Olympusとしてはカメラのコンパクトさを強調すべくコンデジ風ハウジングのお手軽さを取ったのでしょうが、それだとレンズ交換式カメラの特性を殺してしまうのですよね。長いレンズは使えないか、もしくは短いレンズを使う際に四隅がケラレてしまいます。ああ、だからマクロレンズでもケラレないように大口径のフラットポートを採用したのか。
でもそれってハウジングが無駄にデカくなる上、将来新たなサイズのレンズが発売されることも想定していないということですよね。
で、Nauticamのサイトを見てみるとこんな写真が。
4種類のレンズポートが見て取れます。やはりレンズ交換式カメラのハウジングはこうでないと。マクロレンズは最小サイズのレンズポート、ワイド&ズームレンズはドームポートで使うのが最良です。もちろんレンズの新製品が出てもポートを変えれば対応できます。
価格はおそらくハウジングのボディのみで14万円前後だろうと。アルミ削り出しなので。レンズポートはマクロ用が3万円くらいかな。PEN lite 2 ボディの実勢価格が約6万円、パナソニックの45mmマクロレンズが7万円弱。マクロセットだと30万円ぐらいですか。まあ、でも純正ハウジングの中途半端さ、割り切りに満足できない人には良い選択肢になるでしょう。
さて、Nauticam製ハウジングのラインナップ、SONY αNEX-5、Panasonic LUMIX DMC-GH2、Olympus PEN Lite E-PL2とミラーレス系が増えてきました。ひょっとしたら次回作もPanasonic LUMIX DMC-GF3になるのかも。これが世界のトレンドなのでしょうかね。