昨日、iPad 2が発表されました。前回も書いた通り、私が特に注目しているのはiMovieです。残念なことに現行iPadは動作対象外だそうですが…。
ともかくiPadがHDビデオ編集という「重たい」「パソコン向き」とされてきた分野に足を踏み出したのは、コンピュータの歴史における数十年ぶりの革新とさえ言えるかもしれません。
前回の重複になりますが、フルHD動画やRAW写真を撮るカメラマンは、カメラの3インチかそこらの画面で我慢できなければ出先にパソコンを持参するしかありませんでした。でも、iPadでフルHD動画やRAW現像の取り込みと編集ができるようになればパソコンは要らなくなります。これは画期的です。
おそらくこの手の話、つまり「パソコンでやるのが当たり前だったことがiPadで事足りてしまう」といった例が今後たくさん出てくると思います。
そう遠くない未来、「パソコンって何だったんだ?」あるいは「何でパソコンみたいに小難しいもので、あんなことをやっていたのだろう?」と思う日がきっと来ると私は確信します。