HX5V向け水中ハウジングには、私が知る限り以下の選択肢があります。
- Seatool HX5V用ハウジング(¥48,000)
- ACQUAPAZZA APSO-HX5V(¥78,000)
- Ikelite Housing for Sony HX5V & H55 Digital Cameras($325)
ただし、Ikeliteは米国インディアナ州のメーカーで、国内に商品が入ってきているか、容易に取り寄せられるかは不明です。製品写真を見る限り外部フラッシュと連動させるための機構もなさそうなので、およそ現実的な選択ではないでしょう。
ACQUAPAZZA or Seatoolは好き好きなのですが、高価なACQUAPAZZA APSO-HX5Vの方が断然作りは良さそうです。耐食アルミの筐体はカメラのストロボ光を外に漏らしませんし、標準仕様で67mmの各種コンバージョンレンズが付けられるのも魅力的です。
ただし、公開されたAPSO-HX5Vの製品紹介を読むと気になる記述が。「レンズポートは次の二種類から選択」とあります。
- ワイド重視タイプ(広角側でケラレないが、6倍ズームでレンズがレンズポートに衝突)
- ズーム重視タイプ(レンズ衝突はないがワイド端でケラレる)
でもそれって何なのでしょうか。レンズを付け替えられる一眼レフカメラならともかく、HX5Vは純粋なコンパクトデジカメ。実際、Seatoolの方はレンズポートは1種類ですし、ハウジング単体で使用する限り衝突もケラレも発生しないわけです。コンデジハウジングでもポートを分けることにメリットがあるのなら、それを丁寧に説明してくれないことには、単なる設計ミスに思えてしまいます。
内心、新規参入のACQUAPAZZAを応援したい思いもありますが、もう少し経験値を蓄積してもらう必要がありそうです。
HX5V用の水中ハウジング、現時点ではSeatoolを選ぶ方が無難でしょう。
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